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世界中を航海できるフローティングポッド

ホスピタリティ業界は新型コロナウイルスのパンデミックの影響を最も受けている業界の一つです。そして行楽シーズンである夏が来た今、ホテルやその他様々な宿泊施設を提供している企業はこのウイルスを意識しない訳にはいきません。

この業界に出来ることは、現在の状況に適応し数少ないのゲストのためにより快適で、より人里離れたオプションを提供することかもしれません。

アンテニア(Anthénea)は、水上に浮かぶ豪華な円形のポッドで、最も人里離れた場所にあるだけでなく、最も雄大なホスピタリティを提供してくれます。

Photo : https://www.anthenea.fr/

アンテニアは、地球の様々な場所に住むためのいろいろな方法を熟考して25年以上を費やしてきた建築家ジャン・ミッシェル・デュカンセル(Jean-Michel Ducancelle)の発案によるものです。デュカンセルは1977年のジェームズボンドの映画「私を愛したスパイ」に触発されて、モダンなデザインと自然環境を融合させ、平たい円錐型の宿泊施設を生み出しました。

Photo : https://www.anthenea.fr/

水上構造となるアンテニアは、海底やその生態系に損傷を与えない「サンドスクリューアンカーシステム」という技術を使用して環境に優しい設計になっています。すべての電力と温水は完全に太陽光発電で因るものであり、廃棄物はろ過されきれいな水のみを放出する専用の給水ステーションが装備されています。

Photo : https://www.anthenea.fr/

アンテニアの内部は、フルキッチン、XLサイズのベッドルーム、丸型オーバーフローバスタブ(海または淡水を選択可能)付きのバスルーム、曲線を用いたソファやその他の家具を備えたラウンジエリアがあります。

Photo : https://www.anthenea.fr/
Photo : https://www.anthenea.fr/

外壁は360度ぐるりとガラスが組み込まれているため、どの方向でも壮大な景色を見ることができます。ポッドの上部は屋根が開き展望台で涼むことが出来るほか、ポッド下部は水中の様子を観察できるようにガラスがはめ込まれています。

Photo : https://www.anthenea.fr/

このポッドは、航海技術のない人でも「ディスカバリーモード 」で低速で航行できる船舶としての認定を受けており船舶としても販売されています。これは、ビューフォート風力階級6以下の海面が荒れない場所ならどこへでも行けるということになります。

Photo : https://www.anthenea.fr/

ボートとしての機能に興味がない場合は、ポッドの側面から海に飛び降りてダイビング、​​シュノーケリングなどを楽​​しむことが出来ます。

コンテキストでは、これらすべてが30メートル(98.4フィート)の周辺デッキと50平方メートル(538.1平方フィート)の内面、最大高さが4,76メートル(15.6フィート)の周辺デッキの範囲内に収まります。バラストを含めた水ポッドの総重量は18トン(約40,000ポンド)です。居室スペースは最大12人で設計されています。

アンテニアには、ホテルスイートバージョンの「アンテニア・スイート」、ミニチュアスパとして設計された「アンテニア・スパ」、水上の会議室用の「アンセネア・ビジネス」、自由に設計できる「アンテニア・オープン」など、いくつかのバージョンがあり、お客様が心ゆくまでカスタマイズすることが出来るようになっています。

アンテニアポッドは現在、ホテル、企業、個人にレンタルおよび購入ベースで提供されています。価格はアンテニアのウェブサイトを見ると250,000ユーロ(約31,000,000円)から420,000ユーロ(約52,000,000円)となっています。

以前ご紹介した「Arkup」に比べると同じ水上ハウスでもだいぶ現実的な気もします。まあ実際本当に買おうとしたらどこに保管するのかとかいろいろ疑問もありますが夢だけは広がるアイテムではありますね。