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元タトゥーアーティストが作るビックリケーキがおもしろい

元タトゥーアーティストのベン・カレン(Ben Cullen)氏は、リアルな果物や野菜の形をしたデザートだけでなく、リアルな人間の手の形をしたケーキなど、びっくりするようなケーキを制作して、ネット上で大きな注目を集めています。

ベン氏が作り上げる手の込んだケーキを見ると、長年、菓子職人をしてきたのかと思ってしまいますが、この道に入ったのはわずか5年前だそうです。その前のキャリアはなんとタトゥー職人だったとか。ケーキ作りの道に入ったきっかけはタトゥーを彫ったお客さんから、彼女が作ったケーキデコレーションのモデルを見せてもらったところ、とても魅力的だったからだそうです。自分もやってみたいと思って始めてみるとすぐに夢中になってしまったそうです。ケーキ作りの経験も興味もなかったのですが、他のパティシエがケーキを作る技術を目の当たりにして、この技術をマスターしたいと思うようなったといいます。

「私がこの仕事を始めようと最初にしたことは、母に電話してケーキの焼き方を聞いたことでした。冗談はさておき、それまでケーキ作りの経験も興味もありませんでした。」とベン氏は語っています。「まずは父や家族、友人たちのために、目新しさとちょっとした楽しみのためにケーキを作りました。ところが、作る回数を重ねるうちに、ますます真剣になり、難しいデザインにも挑戦するようになりました」。

29歳になる元タトゥーアーティストは、それまでの人生の多くの時間をアートに費やしてきたこともあり、自分の経験をケーキ作りに取り入れ、新しいアートを作り出すことはさほど難しいことではありませんでした。彼は常に新しいデザインに挑戦し、エアブラシの経験を生かして精緻なケーキをに作り上げるようになりました。

「「イリュージョン」を作るのが一番好きです。「イリュージョン」は、ケーキ作りやケーキの世界に興味を持たない人たちの注目を集めることが可能だからです。」とベン氏は言います。「願わくば、自分が作ったケーキを見ることで、新しい世代や若い人たちが、芸術のスタイルに魅了され、それを試してみたいと思うようになってほしい。」と語っています。

ベン氏は、いつか自分のテレビ番組を持って、「それぞれの作品の浮き沈みや、私が経験した研究やプロセス」を見てもらいたいとも語っています。

彼のケーキ制作のプロセスは、デザインの計画を立てることから始めます。しかし、事前に紙に描くことはしません。デザインが決まると、スポンジを焼き、バタークリームではなくチョコレートガナッシュを使ってケーキを重ねていきます。その後、ケーキをデザインに沿った形にカットし、シュガーペーストで覆い、最後にエアブラシで細かい部分を描いて、見た目のインパクトを強めます。

「私はエアブラシを使って仕上げをするのが得意です。」とベンは話しています。「タトゥー職人をしていたこともあって、自然にエアブラシを使えるのです。」

彼が新作を投稿しているインスタグラムアカウントは30万人を超えるフォロワーが付いており、その人気のほどが伺えます。