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究極のパスタ?カスカテッリが誕生 売り切れが続出中だそうです

「スパゲッティはパスタの理想的な形状ではない」と考える、ある男性が究極のパスタの形状を求めて3年の歳月をかけて「カスカテッリ(cascatelli)」と呼ばれるパスタを作り上げました。

カスカテッリが誕生した経緯は、2018年のある日、「料理界のアカデミー賞」とも言われる「ジェームズ・ビアード賞」や、「インターネットのアカデミー賞」とも言われるウェビー賞を受賞した人気ポッドキャスト番組「Sporkful」のホストを務めているダン・パシュマン氏は、ニューヨークのCaveat Theaterのステージ上で生放送中の観客を前にして、スパゲッティについて自分の考えを述べたとから始まりました。

 

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この発言がきっかけとなり、ダン氏は、完璧な食感、噛みごたえ、そして何よりも適切な量のソースをまとわりつかせることが可能な理想のパスタの形状を求めて、パスタ研究に多大な時間を費やすことになりました。彼はこのプロジェクトになんと3年を費やしたのです。

ダン氏は、Caveat Theaterのステージで、「はっきり言って、スパゲッティはまずい」と述べたのです。「外側が円形ということは、体積に対して表面積が少ないということであり、ソースがうまく付着しないということだ。つまり、最初に噛んだときに歯に触れる部分が少ないのです。」

この発言は笑いを誘いましたが、彼は本気でした。彼の観察はとても理にかなっていたのです。確かにスパゲッティには機能的なデザインの観点から見ると、それほど特筆すべきことはありませんでした。

 

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彼は、カスカテッリのデザインを3つの主要な原則に基づいて検討しました。
1)Sauceability(ソースの絡みやすさ)
2)Forkability(フォークに乗せやすさ)
3)Toothsinkability(歯ごたえ)

この考えの基に導き出されたカスカテッリは、記号の「コンマ」のような形をしており、溝のある「尾根」と中央部の 「ソースの谷 」により、適量のソースを保持しつつ、絶妙な噛み心地を実現しています。

アメリカのパスタメーカー、Sfoglini社から1ポンド4.99ドルで販売されたこのユニークな形のパスタは、大きな反響を呼び、現在では完売状態となっています。

形状の検討も大変でしたが、考案されたカスカテリ市場を出すのにも大変な労力が必要でした。パスタメーカーにパスタの形を提案しても、どの会社にも断られ販売代理店を探すのも一苦労でした。幸運なことに、職人気質の食品会社であるSfoglini社が彼のアイデアに賛同してくれたため、ダン氏は多額の資金と時間を投じて、理想的な形のパスタを市場に送り出すことができました。

 

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早速食べてみたいと言う方も多いでしょうが、当面の間はカスカテッリを手に入れることは難しいでしょう。というのも、カスカテッリは完売しており、次のロットができるまで12週間も注文が遅れてしまうからです。早くカスカテッリが市場に出回って、話題のパスタを試してみたいものですね。