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おもしろ話

死海のど真ん中に一本だけ木が生えているのをご存知ですか?

イスラエルにある死海。何の生物もいないと思われている死海ですが、沖合にある塩で出来た真っ白な島に一本だけ木が生えているのです。

海の10倍以上の塩分濃度を持つ死海では、植物も動物も生息することができません。にもかかわらず、死海にある塩の島には1本の木が生えているのです。イスラエルのアラド近郊のリゾート地、アイン・ボケックのビーチから泳げる距離に、死海を象徴する塩の島があります。ターコイズブルーの水に囲まれたこの白い島の風景はちょっと幻想的ですらあります。

なぜこの木だけが死海のど真ん中で生き延びているのか不思議に思う方も多いでしょう。しっかりと島から生えており、枝にはちゃんと芽も育っています。しかし、この木はこの場所から発芽して成長したわけではありません。地元のアーティストが、この木を塩の島に運び込んで植えたオリジナルのアート作品なのです。このアーティストは一日おきに木の根元にミネラルを含んだ土を補充して、この過酷な環境の中で生きていけるよう世話をしているそうです。

近年、死海の水位は低下を続けており、2050年までには消滅する可能性があるとも言われており、危機に瀕しています。「死海の木」はそのメタファーなのかもしれません。あるいは死海の真ん中で何かが育つことがメタファーなのかもしれませんね。