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アート

大理石の彫像にタトゥーを入れるアーティスト ファビオ・ヴィアーレ

アーティストであり彫刻家でもあるファビオ・ヴィアーレ(Fabio Viale)氏は、彫刻とタトゥーという2つの全く異なるアートを融合させるアーティストとして注目を集めています。

イタリア・トリノ出身のヴァイル氏は彫刻家としても、タトゥー職人としても活躍していますが、この二つを組み合わせて大理石で彫った彫刻にタトゥーを施すという今までにない作品を制作しています。

 

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彼が作る彫刻は古代ギリシャや古代ローマのような古典的、伝統的な作品になっています。その美しくたくましい彫像彫像に、人体にタトゥーを入れるのと非常に似た方法でタトゥーを入れているのです。

石像に描かれたタトゥーがこれほどリアルに見えるのは、人体に施すタトゥーとよく似た技術が使われているからです。つまり、色を塗り重ねるのではなく、素材の多孔質性に色を注入することでリアルに見えるのです。

 

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「有名な修復家やケミカルセンターと共同でいくつかの技術を使ってきましたが、私のプロセスは、単純に表面1ミリに顔料を浸透させています。」と彼は説明しています。

数年前、ヴィアーレ氏は手にたくさんのタトゥーを彫っているロシア人のタトゥー職人に出会いました。好奇心旺盛なヴィアーレ氏は、それについて尋ねてみたそうです。そして彼のアートに応用するというアイデアにたどり着いたそうです。

 

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「すべての芸術がそうであるように、創造性とは神秘的なものです。私はまず、イメージを頭の中で明確にすることから始めます。」とヴィアーレ氏は制作プロセスについて説明します。「そして、技術的な観点から、問題点、時間、コストなどを把握します。そして、300kmも車で移動して大理石を選びます。」

「大理石を彫るという意味では、私の目標は、二重のアイデンティティを持つ彫刻を作ることです。古い傑作を彫ることは、第二の人生を提供することであり、現代的な方法で、新しい集合的なイメージを作ることです。今日では、タトゥーは誰もが着ることのできるスーツのようなもので、古い彫像も同様です。古い彫像の人生を変えることで、普遍的な美しさに向けた時間的な橋を築くことができるのです」。

 

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「大理石にタトゥーを入れるという点で、私の目標は二重のアイデンティティの彫刻を作成することです。 今日、タトゥーは、誰もが着ることができるスーツのようなものです。これは彫像にもあてはまります。 古代の彫像の人生を変えることは、普遍的な美しさへの一時的な架け橋となるのです。」 、「私は象徴的なタトゥーに興味があり、装飾的な形には惹かれません。犯罪者のタトゥーには、見る人の注意をその内容に向けさせる、ある種の美的無知を感じます。」

 

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ヴィアーレ氏は、過去のイメージは単純な彫刻に属するものではなく、時の流れに抗うことができたアイコン、シンボルであると説明しました。美しさや内容ではなく、歴史の中で生き残ってきたものなのです。

「私は、レオナルド・ダ・ビンチのモナリザやミケランジェロのピエタのような神秘的な作品に惹かれてきました。これらの作品を研究することで、レプリカを制作する際に、これらの作品が生み出した芸術家の個性をより分析的に理解することができました」とヴィアーレ氏は語っています。

 

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ごくシンプルな彫像を制作するのでさえ、かなりの精度と忍耐、献身が必要になるそうです。 「タトゥー入りの彫像を作成する上で最も難しいのは、本物の人間の皮膚のように像を皮膚を再現すること」と、ヴィアーレ氏が指摘しているように、タトゥーが加わることでより一層、制作作業は一筋縄ではいかなくなるようです。