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おもしろ話

サハリン島の不思議 フキやゴボウが巨大に生育する島

北海道・稚内の北に位置するサハリン島。樺太とも呼ばれかつては南半分は日本領だったこともある島です。この島では、ソバ、ゴボウ、フキなど日本でもおなじみの植物が育ちますがちょっと違うところがあります。それは大きさ。すべてが巨大に育ち、その高さは5メートルにも及ぶものもあるのだとか。

サハリンは、ロシア連邦最大の島になります。この島と千島列島の一部では、普通の植物が巨大化して生育されるいう奇妙な事実が、以前から知られているそうです。通常は成人の膝ほどの大きさにしかならない植物が、この島では人間の身長の数倍にまで成長するのです。

 2009年にロシアの新聞「イズベスチア」に掲載された記事によると、ロシアの科学者は以前からサハリン島の一部地域に生育する巨大な植物を研究しているというのです。高さ3メートルにもなるソバや5メートルのゴボウなど、「ジャックと豆の木」のような気分になれるお話です。

海洋地質・地球物理学研究所とロシア科学アカデミーの研究者らが、サハリン島周辺の12地域で、巨大植物の調査を行ったところ、このような植物は特定の地域でのみ生育していることが判りました。大きな熱を発するような地殻変動が頻繁に起こっている地域であり、これらがが影響している可能性があると報告されました。

大きくなる理由は、植物固有の理由ではなく、環境によるものだそうです。その環境から別の場所に植え替えると、普通の大きさにしか成長せず、植物の遺伝子などの問題ではないことがわかっているそうです。これらの巨大に成長した植物は、地殻の断層の上にある灰色をした水の多い土壌で育ち、大量の熱と石油炭化水素が植物の根に供給されていることがわかっています。また、銅やクロム化合物の濃度が高いことも判明しており、これらも異常な成長の潜在的要因として確認されたそうです。

サハリン島などで栽培されているという、ソバやゴボウ、フキなどの巨大な植物の写真が、最近ロシアのSNSで話題になっています。実際に巨大植物の写真をみても単なる物語だと否定する人たちも多く、世間の反応はさまざまのようです。