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アート

小石を使って絵を描くアーティストが人気に

カボチャ鉛筆の芯空き缶に至るまで様々なものを使ってアート作品を作ることは出来ます。イギリス人アーティストであるジャスティン・ベイトマン氏は、「小石」を使ってアート作品を制作し注目を集めています。

石や岩などが持つ色あいや大きさ、形状などの特徴を活かして肖像画や有名な絵画や彫像などを描き出しているのです。ベイトマン氏は自身のアートスタイルを「ランド・アート」と呼んでいます。ジャスティンがこのスタイルを気に入っているのは「一時的なものであり動かすことが出来ないからです。この方がずっと価値があると思うのです」と語っています。

ジャスティンは次のように語っています。「最初の作品は、イギリスのポーツマスのビーチで作りました。美術講師として生徒と一緒に行っていた古いワークショップだったのですが、友人と一緒に自分たちでやってみようということになりました。その時はイギリスには数ヶ月しか滞在せず、すぐにインドネシアのバリに戻りました。」

「インドネシアでは、自分のスタイルを試行錯誤し、長い時間を制作をつづけました。時には夜間ランプを使って作業したこともあります。宿泊していた宿が川のそばにあったので、カエルの鳴き声や川の流れを聞きながら作品を作ることができました。」

「最初は、何時間もかけて作った作品を壊すのは辛いことでした。しかし、サイトスペシフィックな作品が持つ無常な側面は私にとって重要です。私は恒久的な作品を作ることもできますが、ほとんどの作品は長くは続かないものです。季節のようにはかないものなのです。私は自然環境が自然のままであることを望んでいるので、現場を離れて作品を崩すときには、私の存在を示すものは一切取り除くことにしています」。

「今では当たり前になっています。自分の作品を保管しておくのは奇妙なことだと思います。私は森や海岸、時には駐車場で作品を作りることもあります。現在はバンコクに住んでいますが、鉄道の線路を使うこともあります。石を見つけること、テーマを考えること、環境を探すこと、作品を作ること、結果を写真に収めること、そして観客に応えること、それぞれの段階をとても楽しんでいます」。

「それは孤独な追求かもしれません。アジアを探検したり、新しい作品を作ったりしている間、素晴らしい友人や家族に支えられたことはとても幸運でした。私の作品のスケールは1m²から10m²で、数日から数週間かかることもあり、完成させるためには絶対的な集中力が必要になります。石の状態にもよっては、時には瞑想のように、時にはストレスを感じることもあります。」