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アート

まるで絵画のようなネイルアートがネットで話題に

ベトナムの若きネイルアーティストは、新型コロナウイルスのパンデミックの影響で事業を停止せざるを得なくなりました。しかし、その期間を利用して新しいの人工爪アートを開発し、ネット上で話題になっています。

Le Dai Phat氏は、ホーチミン市で人気のネイルアーティストの一人として知られています。彼が手描きする爪のデザインを見れば、その人気も理解が出来ます。彼が描くネイルには、有名人の肖像画や宗教、ベトナム文化にインスパイアされたデザインまで幅広いのも特徴です。

しかし、多くの人の注目を集めたのは、彼がパンデミックのために自宅隔離されていたときに開発した新しいスタイルでした。それは、多い時には10枚の人工爪を並べて、物語全体を細部まで描くというスタイルです。

4年前からネイルアートを始めた彼は、近年では自分でスクールを開いて、熱心なネイルアーティストにその手法を教えていました。しかし、パンデミックによりホーチミン市で規制が行われ彼のサロンは閉鎖せざるを得なくなりました。しかし、自宅で待機していた2ヶ月ほど前に、彼は新しいネイルアートのスタイルを思いついたのです。

Le Dai Phat氏は、常々自分をビジュアルのストーリーテラーだと考えていましたが、隔離されたことで、人工爪を使うことで新たなレベルに引き上げることができたといいます。

5~10本の大きな爪を揃えることで、「マッチ売りの少女」のような古典的な童話にインスパイアされた美しい作品や、「パイレーツ・オブ・カリビアン」などの映画にインスパイアされたデザインを描くことができるようになりました。

人工爪をここまで細かく描くのは難しく、Le Dai Phat氏は通常の作品に1~2週間、複雑なリクエストになると2ヶ月ほどもかけているそうです。使用する材料は、ネイルパウダー、ブラシ、アクリルカラーやマニキュアなどの専用の絵の具です。

Le Dai Phat氏は、ベトナムで最も才能のあるネイルアーティストの一人として認められていますが、女性が多い職業で男性が成功するために苦労もしたそうです。

「最初の頃は、職場環境が女性ばかりだったので、心理的なプレッシャーだけでなく、多くの人の偏見を克服するのに苦労しました。ベトナムでは2016年当時、まだネイル業界自体が発展中だったため、知識を得ることやお客様を見つけることにも苦労しました。」

現在、Le Dai Phat氏は、自身の素晴らしいネイルアート作品を使って、ネイルアートを追求する人たちにインスピレーションを与え、自身のKami Nail Academyで教室を開催しています。