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アート

金属スクラップから印象的な肖像画を作り出すアーティスト

芸術を形作る要素はデザインや構成、テイスト、サイズなど無限にあるでしょう。そして芸術にかかわる人が多くなったり、技術が発達したりすることで表現する方法はどんどん増えていきます。

画家であるマット・スモール氏は伝統的な筆と絵の具でキャンバスに描く肖像画も描きますが、時に、さまざまなスクラップなどの金属片を使ったモザイクのような肖像画を作り上げています。

 

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彼は、車のボンネットや古い看板などの捨てられたものをキャンバスに見立て、何とも魅力的なで力強いスタイルを持つイギリスを拠点に活動している現代アーティストです。そのために彼は何年もかけて、ゴミ捨て場などで見つけたオーブンパネルやボイラーユニット、棚板、車のボンネット、ブリキ缶など、さまざまな種類の金属くずを大量に集めてきました。

 

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「私の作品のテーマは、若くて追いやられた人々、つまり、過小評価されていると感じている人、声を上げられない人、見過ごされている人です」とスモール氏は説明しています。「私は常に、社会の中で過小評価され、見過ごされている人々を描くことに惹かれてきました。使われなくなったものや捨てられたものを利用し、それを、例えば自分の可能性を見失っていると感じている若者の肖像画と結びつけることは、私にとって象徴的な意味を持っています。」と語っています。「これらの金属製品は、非常に多くのニュアンスを持っています。あるものは塗装されており、あるものは自然なグレーの金属だったり、あるものは錆びていたり、傷ついたり、へこんだり、周りの世界から影響を受けたりして、それぞれに独自の美学と人生があります。」、「かつては価値のなかった金属が社会の産物を作り、周りの世界から影響を受けているかを主張するために使われています。私たちは、強く、タフであると同時に、弱さも持ち合わせています。そして、私たちと同じように、金属も全体の一部となったとき、その真の価値を見出すことができるのです」と、自分の作品に使われている金属の象徴を説明しています。

 

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彼は金属片を使って、人物の顔を作り上げ行きます。彼は人間性に魅力を感じており、それぞれの顔には物語があると考えています。

 

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スモールの作品は一つを作るのに膨大な時間がかかると言います。木板に顔のスケッチを描くことから始まり、モザイク状に色調をブロックし、さまざまな金属や色を調達し、すべてをカットし、木板に接着して顔のイメージを作り上げるのです。一つの作品に、おおよそ4カ月から6カ月かかり、何百時間もかけて作業することになります。「私は必ずしも商業的ではない作品を作っていますが、非常に時間のかかるものです。アートは心と魂を込めて作るべきものです。自分の創造的な道を歩むことは、必ずしも金銭的な報酬を保証するものではありません。また、鋭利な金属のエッジでよく指を切ってしまいます。しかし、芸術のためには苦しまなければなりませんね」。

 

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