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奇妙な話 11年前失踪した女性が同じ村に隠れ住んでた話 in インド

2010年に家を出て以来、行方不明になっていたインド人女性が、同じ村の中に住んでいるのが発見されたそうです。

2010年のある日、インドのケララ州に住む18歳のサジータさんは家を出たきり行方不明になってしまいました。捜索をしたものの発見されませんでした。家族は、彼女は死んでしまったか、遠くに連れ去られてしまったのかもしれないと、諦めていました。

ところが今年になって、同じ村の、彼女の実家からわずか数百メートルしか離れていない場所で彼女が生活していることがわかったのです。当時、彼女には周囲に隠れて付き合っている青年がいたそうです。彼女は、両親がこの男性との付き合いを絶対に認めてくれないことが判っていたので家出をしたのです。

彼女が家を出た時、携帯電話も持たず何の手がかりも残していなかったため、警察も有効な捜査ができなかったそうです。両親は恋人の存在を知らず、同じ村の中に失踪した者もいなかったため、駆け落ちした可能性も考えませんでした。

サジータさんが発見されたのは今年6月上旬のことです。地元の警察に、34歳になる男性アリンチュバティル・ラーマン氏が3ヶ月前から実家から姿を消してしまったと、彼の家族から捜索依頼があったことが切っ掛けでした。

ある日、ラーマン氏の弟バスヒア氏は、失踪したラーマン氏が女性と一緒に歩いているとことを偶然見かけ、追跡をしました。たどり着いた先は、隣村に彼が借りていたという家でした。この女性がサジータさんだったのです。

警察は2人を地元の裁判所に連れて行き、裁判所は2人の話を聞いて合法的に一緒に住むことを認める判断をしました。それぞれの実家の宗教が異なる2人は、家族に認めてもらえないと考え、駆け落ちしたと言うのです。

ネンマラ警察署のディーパ・クマールA氏はインディアン・エクスプレス紙に、「彼らの話は普通ではないように聞こえますが、私たちは二人をラーマンの実家に連れて行きました。この10年間サジータさんが、彼の実家の一部屋で密かに暮らしていたことを話してくれました。」と語っています。

サジータさんの家族が10年以上もの間、彼女がわずか数百メートルの距離にいたことを知りませんでしたが、ラーマン氏の家族もまた、彼女が家にいることを知らなかったと言われています。塗装工として働いているラーマン氏は、自分の部屋に家族が入れないように常に鍵をかけていました。彼は自分の部屋の話題になると不機嫌になったそうですが、両親はあまり気にしていなかったそうです。

「彼は時々、精神的におかしくなったように振る舞い、部屋に誰かが入ろうとすると暴力を振るうことがありました。」と、弟のバシャール氏は語っています。「日中は、みんなが仕事に行っているので、ラーマン氏とサジータさんは家でゆっくりできたようです。」

ラーマン氏の部屋にはトイレがなかったため、窓についていた鉄格子を取り外し、夜や家族が誰もいない時にこっそりトイレに行けるようにしていました。洗濯なども同じ部屋で行っていました。サジータさんは小型テレビをイヤホンで観るなどして退屈を紛らわせていたようです。

10年以上にわたって上手く隠れ住んでいた2人が彼の実家から出た理由は、3ヶ月ほど前に彼がお見合いを迫られたためだったようです。

サジータさんが発見されたとき、多くの村人は彼女のことを忘れており、この事件の衝撃は大きかったそうです。。

奇想天外なストーリーが付きもののインド映画ですが、いずれこの話をネタに映画化されるかもしれませんね。