FunLifeHack
ライフ

デンマークの奇妙な楕円形をした庭園住宅の風景が美しい

デンマークの首都コペンハーゲンのネールム郊外地区には、ちょっと奇妙な、でも美しい街並みの40戸ほどの「円形家庭菜園」があります。

北欧デンマークには「コロニヘーヴ」と呼ばれる文化があります。あまり聞き馴染みの無い言葉ですが、小屋のある家庭菜園のようなもので、週末などに家族がのんびり過ごしたりすることが出来るものです。

ネールムの楕円形のコロニへーヴは、最も偉大なランドスケープアーキテクトの一人とも言われているカール・テオドール・ソーレンセン(Carl Theodor Marius Sørensen)によってデザインされたもので、彼の最も有名なプロジェクトの1つになっています。

1948年に、それぞれが各25×15mの楕円形の40戸のコロニヘーヴがなだらかな芝生の上に作られました。このコロニへーヴの所有者は、敷地内に自由に小屋を配置し、生け垣を選定し、区画の内部を好みのままにレイアウトすることが出来ました。コロニヘーヴを利用するにあたって、ソーレンセンはいくつかの指示は行いましたが、それはルールではなくあくまでもガイドとして意図されていることを強調しました。

造営から70年経った今でも、ネールムの楕円形のコロニへーヴは、デンマークの首都で最も美しいエリアの1つになっています。

Denmark’s allotment gardens date to the 1600s, but it’s the Nærum Allotment Gardens by Carl Theodor Sørensen that…

Aqualawn Servicesさんの投稿 2018年7月18日水曜日

 

ソーレンセンは、敷地全体に楕円形の規則的なグリッドが展開される造園プロジェクトを想定しました。これによって区画の配置が緩くなり、よりダイナミック外観が生まれたのです。

楕円形の庭は、各区画の所有者が長年にわたって自由なデザインを楽しんできたにもかかわらず、生け垣を切り落としたものよりも切り落としていないものを好むなど、一定の一貫性が保もたれており、それがその魅力を維持してきました。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Marcel Lok(@marcellok_architect)がシェアした投稿

ソーレンセンのデザインで最も印象的なことの一つは、楕円形の庭園を上から見ても、庭園の間を歩いてもどちらも素晴らしく見えるということです。これもソーレンセンの計画されたデザインだったのです。

区画によっては道路へのアクセスが無く、一見すると欠陥のように見えるかもしれませんが、それも設計によるものです。ソーレンセンは、オーナーに車に乗る前に歩いてもらうことで新鮮な空気を吸ってもらいたいと思っていました。また隣人と挨拶をしたり、交流したりすることができるようにしたいと考えていたのです。美しい楕円形の庭園の中を歩くことで、彼の設計は活かされているのです。

Petru Crucさんの投稿 2015年1月14日水曜日