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世界で最も小さい鶏セラマ種のポーズのクセが強い

セラマ種は世界で最も小さい鶏と言われていますが、その外見だけ見ると小さいとは思えません。ふんぞり返って胸を張りポーズをとっている姿は、ちょっとしたボディビルダーのようにも見えます。

セラマ種は1600年代にマレーシアのケランタン州で生まれたとされていますが、現在のセラマ種は1970年代にウィー・ヤン・イーン氏が普及させたものになります。この名前はタイのラマ王にちなんでセラマという名前をつけたと言われています。ところが、2000年代初頭に発生した鳥インフルエンザによって、この品種はほぼ絶滅してしまいました。幸いなことに、アメリカやイギリスなど世界各国に輸出されていたため、逆輸入して復活させることができました。

ベトナムを始め東南アジア諸国では、鶏愛好家がポージング競技のためにセラマ鶏を飼育しており、その容姿に磨きをかけています。セラマ種は「鶏界のアスリート」とも呼ばれるだけあって、ポージングをサラッとキメてきます。

もともと筋肉質なセラマ種ですが、その独特なポーズによってさらに引き締まって見えます。大きな胸を張って仰け反り、脚を上げて翼を揺らし、大きく見せるようなポーズを取ります。

 

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しかし、鶏界のシュワルツェネッガーを育成するのは簡単ではないようです。ベトナムのある情報筋によると、大会での優勝を目指すブリーダーは、鶏の育成に多くの時間を費やしているとそうです。孵化してすぐに、頸椎がアーチ状になり、頭が後ろに引っ張られるように「訓練」を始めるのだそうです。また、自慢の鶏を最高の状態に保つために、1日に10分以上のマッサージをしたり、免疫力を高めるために週に3回、ニンニク酒を食べさせたりするブリーダーもいるそうです。

 

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マレーシアやベトナムなどでは、セラマ鶏の競技会が盛んです。競技会では鶏のポーズや歩き方、羽の色などが重視されます。

一見すると一生懸命に威嚇しているように見えますが、セラマ種は攻撃的な種ではなく、ペットとしては最適と言われています。エサは1ヶ月に通常の鶏用飼料を500グラム程度しか消費しないので、扱いやすく、飼育コストも安いのだそうです。

映像を見ていると、その大きさは手のひらに載せることが出来るほどのサイズのようです。この小ささと独特な容姿でちょっと可愛らしく見えますね。飼ってみたら意外と面白いのかも知れませんね。