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アート

向こうが透けて見えるような壁画を描くストリートアーティスト Vile氏

ポルトガルを中心に活動しているストリートアーティストの「Vile」氏は、スプレー缶をレーザーカッターのように操り、壁やコンクリートに自分の名前である「Vile」の文字列を巧みに描き出します。その作品はVileの文字が切り取られたように見え、まるで向こう側が透けて見えるような錯覚に陥ります。

彼はリスボン郊外のビラ・フランカ・デ・シーラで生まれ育ちました。14歳からからストリートアートを描き始め、アニメーションやイラストレーションの学校に通ってアートの勉強をしてきました。2007年に独立し、プロの画家として活動を開始したのです。

 

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錯覚を利用するような作品を描くためには、十分な経験とスキルが必要ですが、彼は説得力のある作品を作り続けています。彼の創作活動の中で最も難しいのは、配色だと言っています。説得力のある作品に仕上げるためには、パレットを慎重に選ぶことが重要だそうです。

 

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例えば、最近の作品をみると、壁に「VILE」の文字が描かれています。彼は、この文字を使って、壁の向こう側に広がっている原っぱと高層ビルのシルエットを「露出」させています。配色は、実際の土や木の色と上手く調和するような色調を選んで「向こう側」にある土や木々を「こちら側」から違和感を感じさせることなく描いています。光の加減で色が変化するため、Vile氏の色選びは容易ではありません。

 

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驚くべきことに、彼は多くの作品を描くのに、たった1日で完成させるといいます。もちろん、そのために事前に配色の検討や下絵の準備などは済ませておき、現場ですぐに作業に取りかかれるように手配をしているそうです。

 

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