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おもしろ話

スペインでまた芸術作品の修復失敗が話題に

2012年に世界的に大きな話題になったスペインでのキリストを描いたフレスコ画の修復失敗はまだ覚えている方も多いのではないでしょうか。そのスペインでまたも芸術作品の修復の失敗?が話題を呼んでいます。

左:修復前、右:修復後

スペイン北部の小さな都市パレンシアの銀行の建物に設置されていた1923年の女性の彫刻が傷んだため修復を行ったところ、子供が砂遊びで作る人形の顔のようになってしまいました。SNSでも話題になっており、彫刻の新しい外観を、映画トイストーリーに出てくる「ポテトヘッド」や「ドナルドトランプ」などと言わてれおります。

保護活動家や芸術愛好家からの怒りの声が上がっています。スペインの修復家の協会である「Professional Association of Restorers and Conservators」は「これは専門的な修復ではありません」と言ってるほか、バレンシアを拠点とする芸術保護活動家のイラノス・アルグドは、「芸術作品の修復は単なる修理ではありません。作品への深刻な介入が伴う場合は基準に従わなければなりません。」と言っています。今回の修復が誰の手によって行われたのかは公表されていないそうです。

スペインでは過去にも数々のアート作品の修復の失敗が物議を醸しています。

  • キリストを描いたフレスコ画の修復
    左:修復前、右:修復後
  • バルトロメ・エステバン・ムリーリョの「無原罪の御宿り」の複製画の2度にわたる修復
    左:修復前、中:1回目修復後、右:2回目修復後
  • 16世紀の聖ジョージ像の修復

    左:修復前、中:修復後、右:専門家による再修復後
  • 15世紀の聖母子像の塗装

    左:修復前、右:塗装後

BBCニュース・ジャパンによると、スペインには現在、専門家以外が芸術作品を修復することを禁止する法律はないといっています。