2023年5月に台風2号マーワーが発生しましたが、今後の進路が注視されています。
アメリカ米軍台風警戒センター(JTWC)や気象庁、ヨーロッパ中期予報センターの進路図で確認していきたいと思います。
大型で非常に強い台風2号は、2日にかけて沖縄本島に接近する見込みです。大雨や強風に十分、注意する必要があります。
目次
台風2号の日本上陸や本州への影響は?
<台風は今夜遅くに沖縄本島付近を通過>
大型の台風2号が宮古島の東を通過し、北上を続けています。今夜遅くから明日未明にかけて沖縄本島付近を通過する予想で、強い風雨に警戒が必要です。https://t.co/ViUzOsB0eC pic.twitter.com/59AyNGbcWo— ウェザーニュース (@wni_jp) June 1, 2023
大型の台風2号は、1日の深夜から2日の未明にかけて 沖縄本島を通過する予想となっています。
また、台風の湿った空気の影響で、西日本と東日本の広い範囲で大雨のおそれがあります。
特に中国地方と四国では2日の午前中からて災害の危険度が急激に高まる可能性があるのでご注意てください。
台風2号:米軍アメリカJTWCの進路図
アメリカの海軍と空軍が共同で設置した国防総省の機関「米軍台風合同警戒センター(JTWC)」では、台風のたまごや熱帯的圧の発生や予報を素早く知ることができます。
米軍では現在は台風2号マーワーをとらえています。
(米軍)6月1日6時
日本列島の南に台風2号「TS02W WAMAR」があります。
台風や熱帯低気圧のたまごが見つかると、発達段階に合わせ丸印などで表記されていきます。
通常、台風のたまごや熱帯低気圧が発生すると進路図なども発表されていきます。
米軍の進路図に記載されている時間は「協定世界時」のため、「+9時間」をして日本時間に置き換えることができます。
米軍の衛星進路図の見方
米軍の衛星進路図の見方は以下のようになります。
- 【黄色い丸(LOW)】24時間以内に熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性は低い
- 【オレンジ色丸(MEDIUM)】熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性が高いが24時間以上かかる
- 【赤色丸(HIGH)】24時間以内に熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性が高い
- 【赤色矢印】熱帯低気圧(台風含む)
進路予想図
台風2号:気象庁の進路図
気象庁でも「台風2号」が発表されています。
(気象庁) 6月1日23時
台風2号:Windyの進路予想は?
気象サービス「Windy」(チェコ提供)は釣り人やダイバーなど多数が愛用する便利な気象サービスです。
ヨーロッパ中期予報センターのデータを使って、風や波などを可視化して見れるため、台風になりそうな風の渦などを素早く見つけることができます。
台風マーワーの名前の由来は?
台風の名前は、「台風委員会」(日本や米国など14ヵ国等が加盟)で用意された名前になります。
台風2号「マーワー」は140個の134番目になります。
マレーシアが提案した名前で意味は「ばら」となっています。