7月28日午前3時、フィリピンの東で、台風6号「カーヌン」が発生しました。
8月5日(土)7時推定で、台風6号(カーヌン)は久米島の北約170kmにあって、東北東に進んでいます。
沖縄本島が暴風域に入り、那覇市で5日(土)1時20分に33.2m/sの最大瞬間風速を観測しました。
そこでこの記事では、
- 台風6号2023年の最新情報
- 台風6号2023年の米軍アメリカJTWCの進路予想
- 台風6号2023年のヨーロッパの進路予想
- 台風6号2023年の気象庁の情報
- 台風6号2023年のカーヌンの名前の由来
についてお伝えします。
目次
台風6号2023年の最新情報は
<台風6号の雲がドーナツ状に>
台風6号は中心付近に活発な雲が少なく、ドーナツ状の雲の渦を形成しています。中心から離れた所で風雨が強くなっているため、台風の接近と風雨のピークのズレに要注意です。https://t.co/PV0EygCqCE pic.twitter.com/eyvUNfM4Vh— ウェザーニュース (@wni_jp) August 5, 2023
台風6号(カーヌン)の周囲を取り巻く活発な雨雲が、久米島や沖縄本島などを断続的に通過しています。
台風6号の動きは今後も時速10km程度と遅いため、暴風雨が長時間にわたる見込みです。
今後は雨量が増加し、多い所ではさらに300mm前後の雨が降る見込みです。
そのため総雨量が500mmを超える所が出てきますので、土砂災害や河川の氾濫などに警戒してください。
今後は南風〜西風の影響で東シナ海側でも影響が大きくなるおそれがあります。
8月2日(水)の最接近時に比べて勢力は弱まっているものの、瞬間的には30~40m/sの暴風が吹き荒れる見込みです。
そのため引き続き高波・高潮にも警戒が必要です。
8月6日(日)から7日(月)にかけては鹿児島県の奄美地方にも接近し、暴風域に入る予想です。
台風の北上時はやや離れていた奄美ではこれから最接近となるため、台風への備えを進めてください。
台風6号2023年の米軍アメリカJTWCの進路予想
米軍合同台風警報センター(JTWC)の予報図になります。
黄色い丸(LOW) | 24時間以内に熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性は低い |
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オレンジ色丸(MEDIUM) | 熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性が高いが24時間以上かかる |
赤色丸(HIGH) | 24時間以内に熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性が高い |
水色丸(SUB TORPICAL) | 台風と熱帯低気圧の中間 |
赤色矢印 | 熱帯低気圧(台風含む) |
米軍合同台風警報センター(JTWC)の進路予想図になります。
台風6号2023年のヨーロッパの進路予想
ヨーロッパ中期予報センターの進路図は以下になっています。
台風6号2023年の気象庁の情報
8月3日7時現在の気象庁の情報になります。
台風6号2023年をWindyで確認
気象サービス「Windy」(チェコ提供)は釣り人やダイバーなど多数が愛用する便利な気象サービスです。
台風6号2023の名前の由来は
台風の名前は「台風委員会」(日本や米国など14ヵ国等が加盟)で用意された名前になります。
台風6号「カーヌン(Khanun)」は140個の137番目になります。
タイが提案した名前で、果物の名前、パラミツの意味になります。
まとめ
台風5号は非常に強い勢力で沖縄に接近する見込みです。
先島諸島を中心に大荒れの天気となる恐れがありますので、十分、注意しましょう。