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台風4号2022の進路予想!米軍・気象庁の進路図の比較と日本列島への接近・上陸は?

台風4号アイレーが発生しました。今後の進路が気になりますね。

この記事では、アメリカ米軍台風警戒センター(JTWC)や気象庁、ヨーロッパ中期予報センターの進路図で台風の確認をしていきます。

台風4号の進路は現時点では沖縄に最接近する見通しです。

その後は九州の西の東シナ海へ北上する見通しですが、九州や四国、本州方面でも湿った空気の影響で大雨となるおそれがあるため注意が必要です。

台風4号 米軍アメリカJTWCの進路図

アメリカの海軍と空軍が共同で設置した国防総省の機関「米軍台風合同警戒センター(JTWC)」では、台風のたまごや熱帯的圧の発生や予報を知ることができます。

米軍では台風5号(Aere:アイレー)を確認しています。

7月4日夜時点

画像引用元:JTWC

画像引用元:JTWC

7月2日午前時点

日本列島のすぐそばに台風4号「TS 05W AERE」があります。

画像引用元:JTWC

現時点では、沖縄を通過し、九州に進む予想となっています。

画像引用元:JTWC

台風や熱帯低気圧のたまごが見つかると、発達段階に合わせ丸印などで表記されていきます。

通常、台風のたまごや熱帯低気圧が発生すると進路図なども発表されていきます。

米軍の進路図に記載されている時間は「協定世界時」のため、「+9時間」をして日本時間に置き換えることができます。

今回の場合、一番下に赤い円の表記が「01/18Z」とあります。
これは、7月1日の18時(日本時間は+9時間で7月2日の3時)の進路となります。

米軍の衛星進路図の見方は?

  • 黄色い丸(LOW)・・・24時間以内に熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性は低い
  • オレンジ色丸(MEDIUM)・・・熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性が高いが24時間以上かかる
  • 赤色丸(HIGH)・・・24時間以内に熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性が高い
  • 赤色矢印・・・熱帯低気圧(台風含む)

米軍台風合同警戒センター(JTWC)」を見ると、沖縄を通過し、九州にかかる進路予想となりそうですね。

台風4号アイレーの名前や意味は

台風4号についている「アイレー」など台風の名前は、「台風委員会」(日本や米国など14ヵ国等が加盟)で用意された名前になります。

「アイレー」は用意された140個のうちの111番目になります。

アメリカが提案した名前で「嵐」という意味になります。

台風4号 気象庁の進路図

気象庁でも「台風4号」が発表されています。

台風4号の進路は、気象庁の予想では、九州から西日本、東日本、東北へと進むようですが、熱帯低気圧になる見込みです。

 気象庁 2022年7月2日6時

台風4号 Windyの進路予想は?

気象サービス「Windy」は、チェコの企業が世界中にリアルタイムで天気予報サービスを提供しています。

温度、湿度、気圧、雲底、海水温や波の高さなどのほかに、様々なパラメータが追加できるパネルが実装されています。

WindyはWEB上でも、スマホの無料アプリでも気象予報を確認することができます。

画面左下の赤い「▶︎」ボタンを押すと自動で日付が進みます。
隣の白いバーで好きな日付まで進めることも可能です。

画面右上の縮小ボタンを押すと、沖縄の下に台風を確認することができます。

台風4号 ヨーロッパの進路予想は?

「ヨーロッパ中期予報センター」の進路予想は以下のようになっています。

沖縄の南に台風が発生していることが分かります。

台風のたまごが発生しそうな際にいち早く見つけることができます。

ヨーロッパ中期予報センターとは?

中期気象予報のための数値解析手法を開発している国際組織です。
イギリスに所在しており、ヨーロッパ23ヶ国が加盟しています。

台風4号の日本上陸や本州への影響は?

台風4号が発生し、7月2日の夜から3日の朝にかけて、沖縄本島地方と奄美地方に最も接近します。

その後は東シナ海を北上して、4日から5日にかけて九州に接近するおそれがあります。

沖縄地方と九州南部・奄美地方では4日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒や注意が必要になります。

最新の台風情報をチェックして注意しておきましょう。