台風5号ソングダーが発生しました。今後の進路が気になりますね。
この記事では、アメリカ米軍台風警戒センター(JTWC)や気象庁、ヨーロッパ中期予報センターの進路図で台風の確認をしていきます。
台風5号は現在、種子島の南東約340kmにあって、北西へ毎時55kmで進んでいます。
7月30日の0時には屋久島の西約140kmに達し、30日の12時には九州の西に達する見込みです。
今後の台風情報には十分、注意してください。
目次
台風5号 米軍アメリカJTWCの進路図
アメリカの海軍と空軍が共同で設置した国防総省の機関「米軍台風合同警戒センター(JTWC)」では、台風のたまごや熱帯的圧の発生や予報を知ることができます。
米軍では台風5号(SONGDA:ソングダー)を確認しています。
7月29日時点
画像引用元:JTWC
画像引用元:JTWC
7月29日時点
日本列島のすぐそばに台風5号「TD 06W SONGDA」があります。
画像引用元:JTWC
現時点では、種子島や屋久島のそばを通過し九州の西を通過する予想となっています。
画像引用元:JTWC
台風や熱帯低気圧のたまごが見つかると、発達段階に合わせ丸印などで表記されていきます。
通常、台風のたまごや熱帯低気圧が発生すると進路図なども発表されていきます。
米軍の進路図に記載されている時間は「協定世界時」のため、「+9時間」をして日本時間に置き換えることができます。
米軍の衛星進路図の見方は?
- 黄色い丸(LOW)・・・24時間以内に熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性は低い
- オレンジ色丸(MEDIUM)・・・熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性が高いが24時間以上かかる
- 赤色丸(HIGH)・・・24時間以内に熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性が高い
- 赤色矢印・・・熱帯低気圧(台風含む)
米軍台風合同警戒センター(JTWC)」を見ると、種子島や屋久島のそばを通過し九州の西へ抜ける見込みですね。
台風5号ソングダーの名前や意味は
台風5号についている「ソングダー」など台風の名前は、「台風委員会」(日本や米国など14ヵ国等が加盟)で用意された名前になります。
「ソングダー」は用意された140個のうちの112番目になります。
ベトナムが提案した名前でベトナムある川の名前からとっています。
台風5号 気象庁の進路図
気象庁でも「台風5号」が発表されています。
台風5号の進路は、気象庁の予想では、種子島や屋久島のそばを通過し九州の西を通過する見込みです。
この台風の影響で沖縄や九州・四国地方にも注意が必要です。
気象庁 2022年7月29日12時
台風5号 Windyの進路予想は?
気象サービス「Windy」は、チェコの企業が世界中にリアルタイムで天気予報サービスを提供しています。
温度、湿度、気圧、雲底、海水温や波の高さなどのほかに、様々なパラメータが追加できるパネルが実装されています。
WindyはWEB上でも、スマホの無料アプリでも気象予報を確認することができます。
画面左下の赤い「▶︎」ボタンを押すと自動で日付が進みます。
隣の白いバーで好きな日付まで進めることも可能です。
画面右上の縮小ボタンを押すと、沖縄の下に台風を確認することができます。
台風5号 ヨーロッパの進路予想は?
「ヨーロッパ中期予報センター」の進路予想は以下のようになっています。
台風のたまごが発生しそうな際にいち早く見つけることができます。
ヨーロッパ中期予報センターとは?
中期気象予報のための数値解析手法を開発している国際組織です。
イギリスに所在しており、ヨーロッパ23ヶ国が加盟しています。
台風5号の日本上陸や本州への影響は?
台風5号が発生し、29日(金)夜には九州の南から奄美付近を北西に進む予想となっています。
湿った空気が送り込まれる西日本などでも31日(日)にかけて大雨となる可能性があるため、警戒が必要です。
雨量が激しくなる恐れがあるため、台風の進路から離れた場所でも最新の台風情報や雨の情報をチェックして注意しておきましょう。