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アート

バンクシー 最新作品「ゲームチェンジャー」と高額作品Top3

バンクシーって何者?

「愛は空中に」(2003年)

現在、世界中でもっとも人気があるアーティストの一人ですが、その多くが謎に包まれています。名前も生年月日も不明です。
イギリスを基盤にして活動している匿名の芸術家ですが、壁などに勝手に作品を描くことから「公共物破壊者(ヴァンダリスト)」とも、作品のメッセージ性から「政治活動家」とも言われています。
もともとはブリストル(イギリス)のローカルの芸術家でしたが、2000年代以降、ニューヨーク、パレスチナなど世界中で神出鬼没に活動し、匿名で作品を残すことも多くあります。
2003年に『ガーディアン』紙のサイモン・ハッテンストーンが行ったインタビューによれば、バンクシーは「白人、28歳、ぎっしりしたカジュアル服、ジーンズ、Tシャツ、銀歯、銀のチェーンとイヤリング。バンクシーはストリートにおけるジミー・ネイルとマイク・スキナーを混じり合わせたようなかんじだ」と話しています。

有名な作品には「愛は空中に」2003年、「奴隷労働」2012年などがあります。

「奴隷労働」(2012年)

最新作「Game Changer(ゲームチェンジャー)」を公開したバンクシー

コロナ禍の5月6日に新しい作品「Game Changer」を発表しています。
少年の関心は看護師の人形にだけ向かっているようです。籠の中には今までヒーローだったはずのバットマンやスパイダーマンが無造作に放り込まれています。彼のとってのヒーローはもはやバットマンやスパイダーマンではなく医療従事者になっているのだいっているのでしょうか。つまりはコロナウイルスを「Game Changer」として捉えているのでしょうか。

 

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バンクシーの高額落札作品Top3

Devolved Parliament(2019年) 13億円

この絵は2019年に約990万ポンド(約13億円)で落札されました。絵の中に登場する議員たちの姿はチンパンジーになっています。与野党が向かい合う議員席には、牙をむき出しにしたり、眠っていたり、考えこんているチンパンジーがいます。議会に参加している議員たちを強烈に皮肉っているように見えます。
サイズは2.5メートル×4.2メートルで、バンクシーが描いたキャンバス作品としては最大級のものになります。

Monkey Poison(2004年) 2億2000万円

2020年に約160万ポンド(約2億2千万円)で販売されました。バンクシーは2000年代から猿を頻繁に使っており、バンクシーにとって代表的なモチーフのひとつになっています。田舎の風景の中で、猿が石油缶のような容器にはいった毒を飲んでいます。毒とは気づいていないのかも知れません。現代社会の化石燃料の過剰使用についての風刺とも、動物虐待についての鋭い批評とも言われています。猿の背景となっている風景画自体は19世紀に別の作者が描いた絵画です。

 Keep it Spotless(2007年) 1億9000万円

この絵は2007年に落札された187万ドル(約1億9000万円)で落札されました。この作品は英国を代表する現代アーティストであるダミアン・ハーストの代表作「Spot Painting」のオマージュ作品になっています。

日本にもあるバンクシー作品

落書きのような形で残される作品が多いため真贋の見極めが難しいバンクシー作品ですが、本物ではないかと思われる作品が東京に残されています。

ゆりかもめの「日の出駅」付近の防潮扉にのこされている絵がバンクシーの作品の可能性が高いことが判りました。小池百合子都知事も現場に足を運んでおり、東京都は作品保護や混乱防止を目的にパネル部分を取り外していましたが、現在は、東京・日の出ふ頭2号船客待合所(シンフォニー乗り場)で公開されています。