FunLifeHack
おもしろ話

62日間昏睡の青年、兄の「お前の好物食べちゃうぞ」の一言で目覚める

台湾で、交通事故で重傷を負い62日間昏睡状態にあった青年が、兄が冗談で言った一言によって意識を取り戻し、話題になっています。

昨年の7月、台湾・新竹県出身の18歳の青年チウ(邱)さんはスクーターに乗っているときに交通事故に巻き込まれました。

イメージです

トンイェン総合病院に運ばれましたが、硬膜下水腫、気胸、脾臓、右腎臓、肝臓の裂傷、腹腔骨折からの出血などがあり、多くの臓器が深刻な損傷を受けた状態だったそうです。緊急手術が行われ、状態は安定させることができましたが、昏睡状態に陥ってしまいました。

image中治療病棟長のシェ(謝)氏は「最終的な回復は彼の生き抜こうという強い意志のおかげによるものです。」と述べています。

Photo : https://www.taiwannews.com.tw/en/news/4046152

「死の神との綱引き」が続く中、家族とスタッフは早く目を覚ますようにと祈っていたそうです。

そんな中で昏睡状態が62日目を迎えます。その日、お兄さんが何気なく発した一言で奇跡が起きました。「兄ちゃん、お前の好きなジーパイ(鶏排・鶏のヒレ肉のフライ)食べちゃうぞ。」と冗談を言ったのです。

Photo:https://www.taiwannews.com.tw/en/news/4046152

すると、チウさんの脈は加速し始め奇跡的に意識を取り戻したのです。併せてバイタルサイン(生命徴候)も安定し始めたといいます。そして半年ほどの入院生活を経て、昨年末に無事退院できたそうです。

そして先日、ケーキを持って病院を訪問し、医療チームのたゆまぬ努力のおかげで回復できたと感謝の念を伝えたそうです。

集中治療室の主任看護師は「常に家族からの接触による臨床的支援があれば、患者の生存意欲を刺激することができるのです」と話しています。やはり本人のことを良く知っている家族によるサポートが重要なようです。

でもお兄さんもまさか、その一言で目を覚ますとは思っていなかったでしょうね。