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おもしろ話

エイリアンに寄生されたようなマスク 街で見かけたら怖いかも

1979年に公開されたSFホラー映画の名作『エイリアン』。その中に登場したのがフェイスハガー。巨大なサソリのような外見で、宇宙船乗組員のケインの顔にくっついて卵を注入すると言う恐ろしい生命体です。

photo : i.dailymail.co.uk 映画エイリアンに登場する「フェイスハガー」

 

ジェームズ(James)さんは英国を拠点とする革職人であり、Pirate’s Leatherworksのオーナーです。ギルドの誇り高い職人のメンバーでもある彼がフェイスハガーの恰好をしたマスクを作り上げ話題になっています。

Image credits: James, Pirate’s Leatherworks

このマスクは非常に精工に作られており、足の関節から皮膚の湾曲、尻尾のウロコに至るまで、映画に登場するフェイスハガーの解剖学的な部分をリアルに再現しています。違うのは、映画ではベージュ色をしているのに対し、マスクは革製の茶色をしている点くらいでしょうか。また、滑らかな肌触りになっています。

現在、イギリスでは新型コロナウイルスの感染防止のためマスクなどで顔を覆うことが義務化されています。ストレスが溜まる義務ですが、革職人であるジェームズさんはそれを楽しんでみることにしました。

「このマスクは、Etsyのサイトで見つけたパターンを基に制作しました。プロの革職人であり彫師でもある私は通常は購入したパターンを使用しません。そのために14ポンド(約1900円)を費やすことには疑問を感じましたが、それは私のためのものだとも思いました。それをつけて地元のスーパーマーケットの周りを歩けば笑いをとることも出来ますしね。」とジェームズは冗談気味に言います。

さて、これらの写真に写っているマスクは、彼の最初に作ったフェイスハガーマスクです。59個のパーツで構成されており、リアルなフェイスハガーに作成するために細心の注意を払って縫製されています。

Image credits: James, Pirate’s Leatherworks
Image credits: James, Pirate’s Leatherworks

「Etsyショップでのマスク販売価格を130ポンド(約18000円)に設定しました。マスク1つにつきトータルで約2〜3平方フィート(60-90平方センチメートル)の革を使用します。 作成するマスク1つ毎にパターンを購入(つまりパターンデザイナーもメリットがあるように)しています。また、一つのマスクを制作するのに2日間かかります。」とJames氏は説明しました。 彼は続けます:「高すぎると言う人々もいましたが、実際に私がまともな時給を払っているとしたら値段はその倍になるでしょう。でも注文を受けるためにはできるだけ安く働かなければならないし、生活のためではなく趣味で作っている人たちと競争しなければならないのです。」

Image credits: James, Pirate’s Leatherworks

「これまでのところ、世間の反応は全体的に良いものでした。びっくりする人もいるし、かなり怖がる人もいます。ほとんどの人は79年に作られた映画「エイリアン」のことを知らないのですが、全体的には特にインターネット上では良い反応でした。これほどの大ヒットになるとは思ってもいませんでした」と、インターネット上で自分の作品がどれほど喜ばれているかに驚いたことを説明しました。

ジェームズさんにとっては頭部用のアクセサリ制作はこのマスクが初めてでした。財布、バッグ、ベルト、ブックカバー、生活用品など様々なレザー製品を制作しています。これらの製品は彼のEtsyストアで見ることができます。