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街中に飛行機は当たり前 フライイン・コミュニティとは?

日本にいると飛行機ってちょっと特別なものですよね。海外出張や海外旅行、遠くへの国内旅行などで利用することが多いからか、どうしても飛行機に乗るとワクワクしてしまいます。しかし場所によっては飛行機が当たり前の街もあるようです。ごく普通の街中の至るところに飛行機がある珍しい街並みを撮影した、あるTikTokユーザーの動画がネット上で大きな注目を集めています。

第二次世界大戦中、アメリカには多くの飛行場が建設され終戦後もそのまま残りました。パイロット人口は開戦年の1939年は34,000人でしたが、終戦年の1946年には40万人以上と、実に10倍以上に増加しました。

そこで、航空局は、使用されなくなった軍用滑走路を活用し、退役した戦時中のパイロットを収容するために、全国に居住用エアパークを建設することを提案したのです。こうして、住民全員が飛行機に関心を持っている「フライイン・コミュニティ」が形成されたのです。

このような居住用エアパークの一つに、カリフォルニア州のキャメロンパーク空港があります。ハンドルネーム@thesoulfamilyと名乗るTikTokユーザーが、ガレージに車が駐車されているかのように飛行機が格納庫に保管されている珍しい街並みの動画を投稿してネット上で話題になっています。

映像には、フライインコミュニティの街並みと、人々の家の前や格納庫に立っている飛行機の様子が映し出されています。道幅は非常に広く、パイロットが家から近くのキャメロンパーク空港まで飛行機をタクシーで移動させるために設計されています。動画に登場する女性は「どの道も広いのです。どこを走っていいのか分からないくらいです。」とコメントをしています。こんなにも道幅が広いのは、飛行機と車が安全にすれ違うことが出来るように設計されているためです。

街並みを見ると、飛行機の翼で道路標識や郵便受けを倒してしまわないように、通常よりも低くなっていることが判ります。また、道路には「ボーイングロード」のように航空関連の名前が付けられていたりしています。このような地域では、人々が通勤に飛行機を利用しているため、飛行機が路上を走っているのを目にすることは珍しいことではないそうです。

この動画は、480万回閲覧され、800k以上の「いいね!」を獲得し、多くの人々を驚かせました。コメントの中の人々は、そのような地域が存在すること自体に驚いていました。Living With Your Planeによると、世界中に630以上のフライインコミュニティがあり、そのうち610以上がアメリカにあるそうです。

大規模なコミュニティになると、その敷地内にレストランやショップ、スポーツ施設、カントリークラブまで備わっているところもあるそうです。これらのコミュニティはニッチな不動産市場にもなっており、これらの開発に特化した会社もあると言います。しかし、こういったコミュニティ内に住んでいる人はなかなか引っ越さないため、格納庫付きの家を見つけるのは簡単ではないそうです。

@thesoulfamily

Have you seen a neighborhood like this? #aviation #airplane #airport #takeoff #hanger

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