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おもしろ話

ガンジーナ アフガニスタンに伝わる伝統的な果物保存方法

昔の人にとっては新鮮な野菜や果物を旬以外に食べることは非常に貴重なことでした。日本では、東北地方などでは収穫した野菜を鮮度を保ったまま保存させる技術として「雪下野菜」などの文化が発達しました。海外でも独自の文化で果物を保存する方法が発達しているようです。

ガンジーナ(Gangina)は、ブドウやその他の果物を湿った土で作られた気密容器に密封することにより、果物を数か月間新鮮に保つアフガンで発達した伝統的な保存手段です。

Agriculture & Livestock زراعت و مالداری‎さんの投稿 2020年3月11日水曜日

冷蔵が利用できる現在でもブドウなどを長期間新鮮に保つのは難しいものです。長い間、アフガニスタンの人々は新鮮な果物を手に入れるのが難しい冬のために柔らかい果物を新鮮に長期間保存することが出来る伝統的な方法を使用してきました。「ガンジーナ」と呼ばれるこの独創的な保存技術では、新鮮なブドウを2層の湿った土でできた受け皿のような容器に密封します。容器は日光で乾かした後に冷暗所に保管します。ガンジーナの容器が適切に保管されていれば、秋に収穫したブドウを翌春まで新鮮に保つことが出来るのです。これだけ長期間鮮度を保つことは冷蔵庫を使用しても不可能なことです。それぞれの容器には約1キログラムのブドウが入れることが出来ます。

「まず傷んだブドウを取り除いたあと葡萄の房をガンジーナに入れる必要があります。傷んだブドウが入っていると、他のすべてのブドウが台無しになってしまいます。」と農家のアブドゥル・マナン氏は説明しています。

アブドゥル氏のように農家の人々は、冬や春の新鮮な果物が収穫できないタイミングを見計らってガンジーナで保管されたブドウを売ることで、効率よく利益を得ることができるのです。

استالف باستان_Istalif Bastan‎さんの投稿 2019年1月25日金曜日

「私たちはガンジーナでたくさんのブドウを保管しています。来冬か春にそれらを販売するつもりです」とブドウ農家のアスカーさんは語った「この方法で、私たちは良い収入を得ることが出来ます。」