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マイクタイソン なぜ今になって復帰?

1980年代、90年代の伝説的ボクサーであるマイク・タイソンが11月28日にリングに戻ってきます。エキジビションマッチとは言え、2005年の引退から実に15年ぶり、53歳での復活です。完全に引退したと思われていたマイクタイソンはなぜこのタイミングで復活したのでしょうか。

復活劇の背景は?

フォーブスの調査によると、マイクタイソンの獲得収入はなんと710億円以上になります。しかし、引退前の03年に自己破産しています。2度にわたる離婚の慰謝料や豪邸・高級車の購入など支出も桁外れだったようです。
今回の試合はトリラーが配信します。放映権料は約53億円。海外メディアによるとファイトマネーは、それぞれ10億円ほどではないかと報じています。

1ラウンド2分の8ラウンド制エキジビションマッチでこの金額がもらえるなら確かに復帰を検討するかもしれません。

しかし他にもうわさがあります。

一説によると今回の復帰は、経営している大麻リゾートの宣伝効果を狙ったものではないかとのうわさがあるのです。
18年にカリフォルニア州で「タイソン農場」を開業しています。カリフォルニア州では大麻が合法化され、大麻農場を始めたのです。東京ドーム3・5個分に大麻栽培をし、その売り上げは月5千万円を超えるとの話も。
その後さらに、デザート・ホット・スプリングスに420エーカーの土地を購入。ホテルやプール、劇場などを含めた総合レジャー施設を建設しており、この宣伝をしたいのではないかと言うのです。。

実際にタイソンが大麻を吸いながらこのエキジビションマッチの契約書にサインする映像が公開されており、信ぴょう性もありそうです。

マイクタイソンってどんな人物?

有名な話ですが、幼い頃のマイク・タイソンはいじめられっ子でした。内気な性格でメガネをかけていたこともあり、いじめっ子の標的になったそうです。ところが、いじめっ子たちに可愛がっていた鳩を殺されるという事件があり、全員を叩きのめしてしまいます。そこから非行にはしり12歳までに51回も逮捕され、少年院に収監されます。ここで教官からボクシングを教わったことで人生が変わったのです。
出所後、アマチュアボクサーとなり13歳から18歳までに52戦47勝5敗の戦績をのこしています。ロス五輪の最終候補選手になっていますが、補欠になっています。

その後のプロボクサーとしての活躍はご存知の通りです。20歳5か月で最年少世界ヘビー級王者、3団体統一世界チャンピオンになります。全盛期と言われる88年までの戦績はじつに35戦35勝KO31回というものです。
しかし、1990年にジェームス・ダグラスにKO負けをすると歯車が狂い始めます。プライベートでは2度の離婚やレイプ事件、自己破産など起こし、リング上ではイベンダー・ホリフィールド戦で「耳噛み事件」などを起こしカリスマとしての地位から堕ちてしまいます。プロボクサーとしては2005年に引退するまで最終的には58戦50勝6敗KO44回2無効試合という戦績でした。

復帰に対しては疑問の声も

しかし、この復活劇には反対の声も上がってるようです。英国の大物プロモーターであるフランク・ウォーレン氏は本格復帰に対して懐疑的です。「53歳のタイソンにエキシビションマッチ以外に誰がライセンスを出すのでしょうか。このロックダウンでイライラしているのは分かるし、私たちにファンタジーな試合を与えようとしているのも分かる。ファイトしたくなる気持ちも分かる。でもまたリングに上がったら恥をかくことになるのです。」
協栄ボクシングジムの金平会長も「ズバリ言って(本格復帰は)やめた方がいいです。やること自体、ネガティブに考えます。タイソンはボクシング界のレジェンドですから、リングに上がれば当然、質が求められます。現役時代の晩年でさえスピードが落ち、スタミナに不安がありましたので、53歳での本格復帰は現実的ではないでしょう。ファンも悲しい思いをする。」