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レゴ認定プロとは?三井淳平氏が北斎の神奈川沖浪裏を立体で作成

プロのレゴ職人として活躍している三井淳平氏が制作した「神奈川沖浪裏」がSNS上で大きな話題になっています。

三井淳平氏が制作「神奈川沖浪裏」

葛飾北斎が「富嶽三十六景」。日本人なら一度は見たことがある名作でしょう。この絵を、日本でただ一人のレゴ職人の三井淳平氏が立体的に制作しました。使用したレゴブロックは何と5万ピース。製作にかかった時間は400時間だそうです。

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この作品は、大阪市の阪急三番街「HANKYU BRICK MUSEUM」で12月11日から常設展示されており、三井氏が、これらの作品の写真をTwitterに投稿すると、わずか3日で3万回以上もリツイートされ、大きな注目を集めることになりました。

 

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もともと2次元の「神奈川沖浪裏」を3次元で再現するために、三井氏はこの作品に関する学術論文を読み、打ち寄せる波のビデオを研究したといいます。さらに詳細な構想をスケッチに落としてから、高さ150㎝を超える大波と浮かんでいる3隻の船、富士山を組み立てたそうです。

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2次元では味わえない迫ってくる大波の迫力と、小さな船を操る船員の必死さが伝わってきますね。

レゴ認定プロフェッショナルってどうやってなるの?

さすがプロフェッショナルと思えるような「神奈川沖浪裏」ですが、一体どうすればレゴ認定プロフェッショナルになれるのでしょうか。

レゴ認定プロフェッショナル(LCP)=LEGO® Certified Professionalsは、レゴへの情熱を仕事としている大人のレゴ起業家たちのことです。現在、世界でわずか21人しかいないプロのレゴ職人たちです。

一見、レゴを好きなように作ることが出来る楽しそうな仕事に思えますが、認定されるのはなかなか大変なようです。

LCPは、認定試験や採用枠が決まっているものではありません。また、大会で優勝すればなれるものでもありません。LCPになるためのトレーニングや研修もおこなわれていません。

ではどうすればLCPになれるかというと、大きな作品を作った実績やイベントを行った実績などを評価されるものです。ただし、「ビジネスオーナーであること」と、「そのビジネスの一環としてレゴブロックを使用しだ事業を行っている事業主になる過程にあること」という条件があるそうです。フルタイムでなく、パートタイムでもかまわないようです。

また、LCPは各国の現地レゴオフィスでの採用となり、採用されるにはLCPを募集している現地のレゴオフィスと同じ国に住み、働いている必要があります。

現在、日本にはLCPは三井淳平氏しかいませんが、1カ国に1人などと人数が決まっているわけでもなく、その国・地域のマーケット規模も考慮して認定するようです。現在はアメリカに3人、ヨーロッパ・中東で9人、アジア・パシフィックで9人が活躍しています。

作品の制作については、LCPそれぞれで制作方法は異なります。アシスタントを雇ってチームで活動している人も多いようです。中には、パソコンで設計をして、それを基にアシスタントに作ってもらうという人もいるそうです。
ちなみに日本の三井淳平氏は設計から構築までのすべてを一人でこなすスタイルをとっているようです。