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おもしろ話

中国に見たことないオモシロ陸上競技があった

子供のころ運動会などでムカデ競争をやった人も多いのではないでしょうか。
その「ムカデ競争」が中国ではちゃんとした陸上競技になっているところがあるんです。

ボードシューレース?

「ボードシューレース」は、中国広西チワン族自治区のチワン族に伝わっている伝統的な陸上競技です。
中国語では「板鞋竞速」と表記します。
3人が同じ「靴」を履いて走る、選手の完璧な連携と集中力が求められる競技です。

「ボードシューレース」の歴史は、なんと明の時代にまで遡ることが出来ます。
倭寇(日本の海賊)の侵入に対抗するために、チワン族の伝説的ヒロインが兵士を訓練する方法として使用したことがその起源と伝えられています。
伝説的なヒロイン「Wa夫人」は長い木片を用いることで、兵士たちがうまく同調して一緒に行進できるように訓練しました。
兵士の質を大幅に改善し闘争精神を高めることで、侵略者を撃退するのに役に立ったそうです。
それ以来、チワン族の間で伝統的なスポーツとして代々受け継がれてきました。

こんなところで歴史の授業で習った倭寇が登場してびっくりです。

「ボードシューレース」は、三人一組で同じ「靴」を履いて走ります。
「靴」は木製の板で出来ており、長さ1メートル、幅9センチ、厚さ3センチ。
右足用、左足用の2枚で、板と足を固定するための革のストラップがついています。
3人の走るタイミングをうまく合わせなければ倒れてしまいます。

2005年、全国民事委員会は毎年恒例で開催されている少数民族伝統スポーツ大会の公式種目として、ボードシューレースを承認しています。

実際の動画を見てみよう

https://v.qq.com/x/page/o0916kgnlad.html?start=0

※v.qq.com(テンセントビデオ・腾讯视频)の動画を開きます。

YouTubeにはまとまった動画がなかったので、テンセントの動画リンクを張っています。

河南省ボードシューレーシングチームのヘッドコーチであるLiu Jianxin氏は河南日報のインタビューに
「ボードシューレースは真のチームスポーツであり、コーディネーションが最も重要な要件です。体力とスピードトレーニングを改善することに加えて、チームメンバーの暗黙の協力を最大限に高めることが重要です。」
と語っています。

まとめ

子供のころはキャーキャーと楽しんでやったムカデ競争ですが、考えてみると足を固定された状態で走るってすごく怖いですよね。
動画を見るとかなりの速度で走っているのが判ります。
コーチのインタビューの通りチームメートを信頼できないと、コワくてとてもやる気は起こりそうにありません…。
まだまだ知られていないだけで面白い競技がたくさんあるんでしょうね。世界は広い!