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アート

重田佑介氏のデジタルアート 戦国武士が動き回る関ケ原山水図屏風

江戸時代初期に描かれた八曲一隻の「関ケ原山水図屏風」が、デジタル技術でアニメメーション化され、新たなアートとして生まれ変わりました。400年以上前の関ヶ原の戦いが生き生きと表現されています。

重要文化財「関ヶ原合戦図屏風」

日本史を語る上で外すことが出来ない歴史的出来事である関ヶ原の戦い。この様子を描いた「関ヶ原合戦図屏風」は、歴史の教科書などで見たことがある人も多いのではないでしょうか。

この絵は作者不明ですが、1600年9月14日赤坂・大垣における両軍の対陣と翌15日本戦後追撃戦の様子が描かれていると言われています。合戦からそれほど時期をおくことなく制作され、その大きさからも関ヶ原合戦屏風の代表作と言われています。重要文化財にも指定されており、大阪歴史博物館が所蔵しています。

デジタルアート「関ケ原山水図屏風」

この絵を題材にして、映像作家 / プリミティブアニメーション作家の重田佑介が、侍たちの動きのダイナミズムを感じることが出来る動く合戦図屏風「関ケ原山水図屏風」を制作しました。

500人以上の人物が、それぞれの合戦場での動きをしています。馬に乗って走る人、槍で戦う集団、隊列を組む人々など、いくら見ても飽きません。

この作品は、各地の日本文化を題材に、クリエイターたちが新たな視点で表現した作品を日本全国の空港等に展示する文化庁のプロジェクト「CULTURE GATE to JAPAN」の一環で作られています。

この作品は、関ヶ原に近い中部国際空港セントレアの、第1ターミナル2階国内線到着ロビーにて9月まで展示されています。

映像作家 重田佑介氏とは

1981年生まれ。映像原理への興味を軸に、アニメーションを用いたインスタレーションを手がける映像作家。デジタルにおける映像との関わり方をテーマに活動。近年はピクセル表現に着目したアニメーション作品を多く制作、展示やイベントなどで発表している。主な受賞に、『がそのもり』で第16回文化庁メディア芸術祭 アート部門審査委員会推薦作品選出、『お話の力学』で第12回文化庁メディア芸術祭 アート部門審査委員会推薦作品選出など。