FunLifeHack
フード

メズム東京で「最後の晩餐」のアフタヌーンティーを食べてみよう

2020年4月、WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)にオープンしたラグジュアリーホテルのメズム東京。16階にあるバー&ラウンジ「ウィスク(Whisk)」で、期間限定でレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「最後の晩餐」をモチーフにしたアフタヌーンティーが楽しめるとあって、ネット上で話題になっています。

既存のアフタヌーンティーの概念を覆す「アフタヌーン・エキシビジョン(Afternoon Exhibition)」は、名画をモチーフにした新感覚のアフタヌーンティーで、「最後の晩餐」をモチーフにした「サパー(Supper)」は第三回目となります。ちなみに第一回目はダリの「記憶の固執」、第二回目はフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」がテーマとなっており、いずれも人気を集めました。

「サパー(Supper)」は、イタリア・ミラノにあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の食堂の壁に描かれている、美術史に残るレオナルド・ダ・ヴィンチの最高傑作「最後の晩餐」から着想を得たものです。イエス・キリストが12人の弟子と共に食卓を囲み、弟子の1人による裏切りを静かに予言している最後の晩餐で描かれた情景を、登場人物の生い立ちやゆかりのある土地などにちなんだバラエティ豊かなスイーツ&セイボリー13種類とペアリングモクテルで表現しています。

こんなお料理を楽しめます

上の画像に描かれているスイーツを左からご紹介すると、

  • ハマンの耳/バルトロマイ
    バルトロマイの故郷、イスラエルの伝統菓子で、型抜きした生地でフィリングを包み三角形に成形したクッキー。イスラエルの祭日「プリム」には欠かせない代表的なスイーツです。旧約聖書のエステル記に登場する悪役ハマンにちなんで、「オズネイ・​ハマン(ハマンの耳)」と呼ばれ古くから親しまれています。バルトロマイがフィリポと出会う前にイチジクの木の下にいたことをイエスに言い当てられたという逸話から、イチジクのジャムを包みました。甘さ控えめでサクサクとした食感のクッキーと、しっとりとしたイチジクのジャムが織りなすハーモニーが絶妙です。
  • シチリア産レモンのシャーベット/小ヤコブ(アルファイの子ヤコブ)
    小ヤコブは、イスラエル北部ナザレ出身で、初代エルサレム司教。イエスと顔がよく似ていたと言われています。小ヤコブに関して残された記述は多くはありませんが、イタリアのサンティ・ドーディチ・アポストリ聖堂(十二使徒聖堂)に遺骨が安置されていると言われていることから、イタリア・シチリア産レモンを使った爽やかで、甘酸っぱくヘルシーな、暑い夏にぴったりのスイーツをご用意しました。
  • 魚の形のミートパイ/アンデレ
    ペトロの弟、洗礼者ヨハネの弟子でもある元漁師のアンデレにちなんだセイボリーは、魚の形をしたミートパイ。アンデレが漁師であったことと、アンデレが連れてきた少年が持っていた5つのパンと2匹の魚を前にイエスが感謝の祈りを唱えると、不思議なことに5000人の群衆を満腹にしたという奇跡「5つのパンと2匹の魚」より着想を得ました。サクサクとした食感で食べ応えのあるセイボリーです。
  • チョコサンド/ユダ(イスカリオテのユダ)
    銀貨30枚でイエスを売り渡し、最後の晩餐の翌日にイエスが十字架に磔にされたため、「裏切り者」の代名詞的存在となったユダ。銀貨を連想させる丸い形のクッキーに、濃厚なチョコレートをぎっしりとサンドしました。芳醇な香りの余韻とともにお召し上がりください。
  • マリトッツォ/ペテロ
    12使徒の最年老ペテロの縁の地であるイタリア・ローマの伝統菓子で、日本でもいま話題のマリトッツォ。ほんのりバターが香るふわふわなブリオッシュ生地に、カスタードと泡立てた生クリームを合わせた濃厚なディプロマットクリームと苺を挟み、キルシュ風味に仕上げました。ペテロ殉教の地に建立された、カトリック教会の総本山であるサン・ピエトロ(聖ペテロ)大聖堂のクーポラ(ドーム)を彷彿とさせる丸いフォルムが特徴です。新鮮な苺のほどよい酸味とチェリーの香りをアクセントに、優しい甘さに仕上げた歴史あるスイーツをお楽しみください。
  • レバニ/ヨハネ
    イエスの死後、聖母マリアのお世話をするため、マリアと共に古代都市エフェソス(現トルコ)へ移住したヨハネ。レバニは、古くはローマ帝国・オスマン帝国時代から続くトルコの伝統的なデザートで、柔らかい黄色のスポンジに優しく懐かしい甘さを感じられるシロップをしっとり染み込ませた、トルコ風スポンジケーキです。口の中で香りとともにシロップが溶け出し、暑い日にはクセになる甘さです。
  • パン・ド・カンパーニュ(チーズ入り)/イエス・キリスト
    「最後の晩餐」にて、イエスはパンを取り「これがわたしのからだである」と言い、杯を取り「これがわたしの血である」と言って弟子たちに与えたという有名な伝承から着想を得た一品です。外はカリカリ、中はもっちりとした食感をお楽しみいただける、昔ながらの素朴な風味が特徴です。ペアリングのワインのモクテルとともにお楽しみください。
  • クルフィ/トマス
    トマスは、イエス亡き後インド方面での宣教活動に励み、南インドには聖トマスを祀る教会があります。インドの伝統的アイス、クルフィから着想を得て、栄養価の高いトウモロコシを使った濃厚でクリーミーなアイスに、カルダモンのエキゾチックな風味と爽やかな香りを添えて、大人な味わいに仕上げています。
  • タルタ・デ・サンティアゴ/大ヤコブ(ゼベダイの子ヤコブ)
    スペイン・ガリシア地方の都市、サンティアゴ・デ・コンポステーラの伝統菓子。この地には、スペインで布教活動を行っていた大ヤコブ(聖ヤコブ:スペイン語ではサンティアゴ)の遺骨がまつられており、ローマ、エルサレムと並んでキリスト教の三大巡礼地に数えられています。「聖ヤコブのケーキ」という意味の、サンティアゴ・デ・コンポステーラの修道院で生まれた言われているシンプルな味わいのアーモンドケーキを、巡礼のシンボルにもなっているホタテ貝をイメージした形でご提供します。
  • キュネフェ/フィリポ
    イエスの死後、フィリポは現在のトルコ西部に位置する古代都市ヒエラポリスで布教活動をし、ここに祭られています。キネフェはトルコや中東一帯で親しまれている伝統的菓子で、カダイフという小麦粉で作られる細い麺状のパリパリの生地を焼き上げ、仕上げに、ローズ香る自家製シロップやナッツをトッピングしました。ローズシロップでほどよくしっとりとした生地のサクサクとした食感がやみつきになってしまう不思議な美味しさです。
  • ピッザ・マルゲリータ/マタイ
    マタイはローマ帝国の微税人であったことから、ローマ名物のひとつ、ローマ風ピッザをご用意しました。低温で長い時間をかけてじっくり鉄板で焼き上げた生地は、薄くてカリカリした食感が特徴です。ローマの街中では、好きな分量を四角く切って量り売りするスタイルが親しまれているため、四角い形でご提供します。
  • ティラミス/タダイ(聖ユダ)
    タダイはエデッサ(現トルコ)やアルメニアに宣教し、後に現在のサン・ピエトロ大聖堂の場所に埋葬されたと言われています。タダイが眠る地・イタリアを代表するドルチェと言えば、エスプレッソとリキュールを染み込ませたスポンジケーキと、イタリア特産のマスカルポーネチーズで作ったやわらかいケーキとして有名なティラミス。「私を元気づけて」という意味の名称の通り、口に含むと思わず元気が溢れ出る一品です。
  • マハラベイヤ/シモン(熱心党のシモン)
    イエスの昇天後、シモンはエジプトにキリスト教を伝えました。エジプト風のやわらかいミルクプリンであるマハラベイヤから着想を得て、シンプルなミルクの風味と米粉を使った独特な舌触り、そしてカルダモンと黒コショウのエキゾチックな香りの組み合わせが新しい、甘さ控えめのスイーツに仕上げました。

≪ペアリングモクテル≫

  • 赤ワインのモクテル: グレープジュース、アールグレイ茶葉、イングリッシュブレックファスト茶葉、ラズベリージュース、ジンジャーコーディアル
    茶葉を使って赤ワインの渋みを再現し、ジンジャーの心地よい刺激が爽やかなオリジナルモクテル。
  • 白ワインのモクテル: マスカットジュース、カモミール、カカオニブ
    マスカットジュースとほろ苦い酸味あるカカオニブを使い、白ワイン特有の樽香を表現したオリジナルモクテル。

イタリア、イスラエル、スペイン、エジプト、トルコ、インドなど、イエスの教えを伝えるべく12使徒が訪れた各地に思いを馳せながらアフタヌーンティーを楽しむことが出来ます。2021年7月1日(木)~10月29日(金)の期間、平日15食限定となっています。

エキジビション概要

  • 提供期間 2021年7月1日(木)~10月29日(金) 平日限定
  • 提供時間 14:00~ / 15:00~
  • 提供場所 メズム東京16階 バー&ラウンジ「ウィスク」
  • 料金 4,950円 (消費税・15%のサービス料込み)
    キャンセル料 7日前 ~ 3日前50% / 前日・当日100%
  • 予約 https://www.mesm.jp/restaurant/whisk.html
    (2日前の22:00までの予約が必要です)