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おもしろ話

道路のど真ん中にある不思議なお墓が話題に in トルコ

都会の舗装された道路の真ん中に、大きな墓石を備えたお墓があるとは思いもよらないでしょうが、トルコのシヴァス市を車で走っていると、まさにそれを目にすることができます。

イェニ・マハール・ハムザオル(Yeni Mahalle Hamzaoğlu)は、トルコ中央部に位置する街シヴァスにあるシャルクシュラ(Şarkışla)地区を横断する通りの一つですが、この通りにはちょっと珍しい景色を見ることが出来ます。

この通りで車を運転する人は、道路の真ん中にある墓に突っ込まないようにしなければならないところがあるのです。この墓は昔から存在していますが、最近になって写真やドローンの映像がソーシャルメディアで話題になり、ネット上で注目されるようになりました。

大きな墓石には「ガリバン殉教者ババ」と刻まれていますが、その詳細はわかりません。この謎の墓はもともと誰かの家の庭にあったと考えられていますが、シャルクシュラ地区を開発するために、この土地が収用されたため誰もその由来が判らないのです。また、なぜ道路が迂回することなくお墓の上に建設されたのかについても謎だといいます。

カンデミール(Kandemir)地区の首長であるアハメット・ハーク(Ahmet Hark)氏がトルコの新聞に語ったところによると、道路建設の作業員たちは、この不思議な墓にまつわる話を聞いて、お墓を移動させずにそのままにしておくことにしたのだと言います。なんでも、この墓に埋葬されていた人物が、その当時の土地所有者の夢に出てきて、「この墓はかつて聖なる祭壇だった」と教えてくれたと言います。その前の所有者も同じような経験があったと伝えられており、結局、このお墓に手を入れることなくそのままにしたと言われています。

地元の人たちの間では、このお墓には殉教者や学者が埋葬されていると信じられており、時々花を供える人も訪れます。道路の真ん中に位置しているということは、誰も気にしていないそうです。