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ブランド鯛「穂州鯛」が人気の渡邉水産社長の渡邉美保子とは?

佐賀県で最も人口が少ない町の玄海町は、世界有数の漁場として知られる玄界灘に面した外津湾(ほかわづわん)があります。
ここで養殖業を営む渡邉水産の社長、渡邉美保子さんについてご紹介します。

渡邉美保子さんプロフィール

渡邉美保子さんは佐賀県玄海町の出身、養殖業を営む渡邉水産の社長です。
20歳でお見合いし、養殖業を営むご主人と結婚しました。
渡邉水産は昭和48年の創業、ご主人は2代目でした。
4人のお嬢さんに恵まれましたが、13年前に交通事故で最愛の夫を亡くしてしまいます。
女の人には絶対無理、と言われても、ご主人が残してくれた水産業をしたいという思いで、周りの猛反対に「めっちゃ燃えて」押し切って跡を継ぐことにしました。
その強い思いを胸に養殖鯛のブランド化に挑んできた渡邉さん。
ご主人の名前「穂州」を付けた高級ブランド鯛「穂州鯛」(ほしゅう鯛)の養殖を始めました。

穂州鯛とは?

「穂州鯛」は、天然ものに劣らないモチモチの食感が特徴で、地元の料理人も「脂が少なくて甘みがある」とその味を評価しています。
ふるさと納税の返礼品でも上位にランキングされるほど人気が高いものとなっています。

通常の養殖鯛は1年半ほどで出荷します。しかし、穂州鯛は2年以上かけてじっくり育てられます。エサ代や管理費のコストはかかりますが、じっくり育てることで甘みやうま味が増すのです。

穂州鯛は定期的にサイズを計測し、イケスに入れる鯛の数をできる限り減らしています。そうすることで、鯛のストレスを減らしたり、病気の予防につながり健康的な成長を促すことができます。
また、餌は魚粉をふんだんに使用したハイグレードな餌だけを使用。
餌やりにもこだわり、機械で毎回決まった量を与えるのではなく、人間の手で鯛の様子をじっくり見ながら手間隙をかけて与えています。
また稚魚は信頼のおける稚苗業者、厳選した国産のものから育てています。
3Dフリーザーの瞬間冷凍で美味しさをそのままキープして配送されます。

こうした品質改良の努力を続けた結果、かつては1匹1500円ほどだった養殖鯛が、今では高級ブランドの穂州鯛として5000円の値がつくまでになりました。

母と娘の絆

そんな母親を見てきたお嬢さんたち。
一度は地元の玄海町を離れて別の仕事に就いていましたが、「お母さんを支えたい気持ちが強い」と地元に戻りました。
今では母と娘4人の5人家族一丸となって家業を盛り上げています。
家族会議で商品開発を行っているそうです。

渡邉さんは、ご主人がが愛した水産業でもう一度町を盛り上げたい…、と過疎化の進む玄海町を盛り上げるためにも奮闘しています。

渡邉さんが手塩に育てた穂州鯛は以下から注文可能です。
https://watanabesuisan.net/