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リトアニアのレストランの落ち着かないトイレが話題に

トイレに入る時くらいは心からリラックスをしたいものですが、リトアニアのあるレストランのトイレでは中々そうもいかないようです。

リトアニアのカウナスにあるレストラン「Galeria Urbana」は、そのユニークな装飾のトイレの写真がネット上で話題になりました。このレストランは、クリエイティブなデザインと装飾で定評のあるスタジオ「Gyva Grafika社」にトイレをアーティスティックに模様替えをしたいと依頼したことが発端です。依頼を受けたGyva Grafika社のクリエイティブな職人たちは、既成概念にとらわれず彼らのビジョンを実現することにしました。

「WC for Architects」と名付けられたトイレの模様替えプロジェクトは、外の世界をトイレの内に持ち込むことというアイデアを取り入れることにしました。写真家たちが自分たちが育ったソビエト時代の建物が残るカウナス地区に出かけ、そこに建つアパートのファサードや、窓から外を眺める住人たちの姿を写真撮影しました。

「被写体となった住人の中には窓から見えるカメラマンを信用しない人やわざわざ外に出て来て質問する住人もいました。」とGyva Grafika社の広報担当者はに語っています。「しかし、私たちが取り組んでいるアートプロジェクトのことを話すと、喜んで自由に撮影をさせてくれました」。

当初は、古いアパートの写真をバスルームのタイルに印刷しようとしましたが、Galeria Urbanaがオリジナルのタイルを交換することを望まなかったため、デザイナーは別の解決策を考えることにしました。その方法は高解像度のステッカーでした。

写真をシール状に印刷してトイレのタイルに貼りつけることでトイレ内にソ連時代のアパートがあるかのような演出を施したのです。写真には、アパートの窓からトイレの利用者を見ている人も多数いるため、シャイな利用者は少々用を足すのに抵抗を感じない訳にはいきません。

「リトアニアでは公共スペースが軽視されがちです」とGyva Grafika社は述べています。「多くの人は清潔なアパートに住んでいますが、一歩外に出ると状況は一変します。階段や庭、その他の公共スペースは、たいてい放置され無視されています。このような理由から、私たちはこれらの日常的な環境のバランスをとることにし、「外」を「内」に導入したのです。」

「WC for Architects 」プロジェクトは大成功を収め、Gyva Grafika社はその独創性と創意工夫で多くの賞賛を得ました。しかし、彼らのアイデアは一つのプロジェクトだけでは終わりませんでした。このアイデアに感銘を受けた人々は、自分の家にも同じスタイルのステッカーを購入したいというリクエストをスタジオに殺到させました。Gyva Grafika社はこのステッカーをオンラインショップで販売することにしたのです。

このアーティスティックなタイルステッカーは、Gyva Grafikaのオンラインショップで、1枚3ユーロ、9枚入り24ユーロ、18枚入り34ユーロ、48枚入り52ユーロで販売されています。

確かに大量に並んだステッカーを見ていると、大きなアパートのように見えてきますね。Galeria Urbanaのトイレを再現したい方はぜひ購入を検討してはいかがでしょうか。