FunLifeHack
ライフ

カワサキ250 S1が48気筒4200㏄のモンスターバイクに魔改造される

オートバイマニアという人たちは、整備からカスタムまでなんでも自分でやることに喜びを見出すようですが、中には目を疑うような魔改造を施すバイクマニアがいるようです。

「ホワイトロック・ティンカー・トイ(Whitelock Tinker Toy)」と呼ばれるこのバイクは、48気筒4,200ccという世界最多のシリンダーを搭載した乗り物として記録を持っています。

英国のオートバイ愛好家、サイモン・ホワイトロック氏が、このとんでもないオートバイを作り上げたマニアです。ベースとなっているのは、31馬力の3気筒250ccエンジンを搭載した中型バイク「Kawasaki 250 S1」だそうですが、もはや見ただけではよくわかりません。搭載されているエンジンは、16台のS1から取り外した8つのシリンダーを6列に並べているそうです。すべてのシリンダーは、BMW製バイクから流用したトランスミッションに接続されており、通常の電動スターターではエンジンをかけることが出来ません。

「このバイクには、電子スターターモーターでは不十分なため、「ドンキーエンジン」と呼ばれる50ccに満たない小さなエンジンを使って、48気筒エンジンを始動することにしました」と、2003年に発表したサイモン・ホワイトロック氏は説明しています。

つまり、このバイク48気筒エンジンの他に、スターターとして機能する17個目のエンジンを持っているのです。

しかし、このとんでもないバイクは、実用性や機能性を考慮して作られたものではありません。と言うのも、ハンドルとシートの距離が離れすぎており、長時間乗りこなすことはとても出来ないのです。また、燃費の悪さや必要なオイル量などの効率性の悪さは言うまでもありません。このバイクは、完全に合法という条件でもマニアが本気を出すとこんなものが作り出せるといういい例になっています。

ホワイトロック・ティンカー・トイは、2004年のTriples Rallyのために製作されましたが、バイク愛好家の間でカルト的な人気を博し、今でも世界中のオートバイ関連のイベントで大活躍しているそうです。