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台風12号2022の進路予想!米軍・気象庁の進路図の比較と日本列島への接近・上陸は?

台風12号ムイファーが発生しました。今後の進路が気になりますね。

この記事では、アメリカ米軍台風警戒センター(JTWC)や気象庁、ヨーロッパ中期予報センターの進路図で台風の確認をしていきます。

9月8日木曜日の午前9時、フィリピンの東で台風12号「ムイファー」が発生しました。

台風12号はフィリピンの東の海上を西よりに進んでいて、11日の日曜日から週明けにかけて沖縄県に接近するおそれがあります。

今後の台風情報に注意が必要です。

台風12号 米軍アメリカJTWCの進路図

アメリカの海軍と空軍が共同で設置した国防総省の機関「米軍台風合同警戒センター(JTWC)」では、台風のたまごや熱帯的圧の発生や予報を知ることができます。

米軍では台風12号(Muifa:ムイファー)を確認しています。

9月8日夜時点

フィリピン付近に台風12号「TS 14W MUFIA」を確認することができます。

画像引用元:JTWC

現時点の予想では、台湾や南西諸島に接近する見込みです。

画像引用元:JTWC

台風や熱帯低気圧のたまごが見つかると、発達段階に合わせ丸印などで表記されていきます。

通常、台風のたまごや熱帯低気圧が発生すると進路図なども発表されていきます。

米軍の進路図に記載されている時間は「協定世界時」のため、「+9時間」をして日本時間に置き換えることができます。

今回の場合、一番下に赤い円の表記が「08/18Z」とあります。
これは、9月8日の18時(日本時間は+9時間で9月8日の2時)の進路となります。

米軍の衛星進路図の見方は?

  • 黄色い丸(LOW)・・・24時間以内に熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性は低い
  • オレンジ色丸(MEDIUM)・・・熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性が高いが24時間以上かかる
  • 赤色丸(HIGH)・・・24時間以内に熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性が高い
  • 赤色矢印・・・熱帯低気圧(台風含む)

米軍台風合同警戒センター(JTWC)」を見ると、台風12号は南西諸島に接近することになりそうです。

台風12号の名前や意味は

台風12号についている「ムイファー」など台風の名前は、「台風委員会」(日本や米国など14ヵ国等が加盟)で用意された名前になります。

「ムイファー」は用意された140個のうちの119番目になります。

マカオが提案した名前で「梅の花」という意味になります。

台風12号 気象庁の進路図

気象庁でも「台風12号」が発表されています。

気象庁の予想では、9月11日の日曜日から週明けにかけて強い勢力で沖縄県の先島諸島などに近づく見込みです。

そのため暴風や高波などの影響が出るおそれがあります。

また、日曜日以降は台風の速度が遅くなり、沖縄県では長い時間、台風の影響を受ける可能性があるため、注意が必要です。

 気象庁 2022年9月9日6時

台風12号 Muifaの進路予想は?

気象サービス「Windy」は、チェコの企業が世界中にリアルタイムで天気予報サービスを提供しています。

温度、湿度、気圧、雲底、海水温や波の高さなどのほかに、様々なパラメータが追加できるパネルが実装されています。

WindyはWEB上でも、スマホの無料アプリでも気象予報を確認することができます。

画面左下の赤い「▶︎」ボタンを押すと自動で日付が進みます。
隣の白いバーで好きな日付まで進めることも可能です。

画面右上の縮小ボタンを押すと、南西諸島にある台風が少しずつ大きくなってゆっくり沖縄に近づくのを確認することができます。

台風12号の日本上陸や本州への影響は?

台風12号が発生し、9月11日の日曜日から週明けにかけて、沖縄県の先島諸島に接近します。

その後、台風は速度を落として沖縄県付近に長い期間、影響を与える可能性があります。

沖縄地方暴風や高波に十分、注意してください。

最新の台風情報をチェックして注意しておきましょう。