肌寒い日が増えてきて暖かい食べ物がおいしい季節になりました。
ラーメンも良いですがたまには酸辣湯(サンラータン麺)なんていうのも良いですね。
適度の酸味とスープの旨味、温かさを保ってくれるとろみがこの時期にはうってつけです。
実はこの酸辣湯麺、中華料理ではなくて日本発祥の料理なんです。
天津飯は日本発祥なのは有名ですが、酸辣湯麺もそうだったんですね。
酸辣湯麺とは
酸辣湯麺とは中華スープ「酸辣湯(サンラータン)」に麺を入れた料理になります。
もともと中国の四川料理のスープの一つである酸辣湯は、酢の酸味と唐辛子や胡椒の辛味をきかせたものです。
そこに麺を入れたものが酸辣湯麺になりました。
酸辣湯麺の発祥は「榮林 赤坂本店」
酸辣湯麺を発明したのは赤坂にある中華料理レストラン「榮林 赤坂本店 (エイリン)」です。
こちらは創業64年を誇る老舗の人気店です。
酸辣湯麺は、もちろん現在でも「元祖榮林酸辣湯麺(すーらーたんめん)」として人気を誇っています。
ちなみにお値段は1,500円(税別)。
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食べログのスコアは実に3.7を超えており、人気のほどが判ります。
口コミを見てみるとやはり元祖榮林酸辣湯麺を頼んでいる人が圧倒的に多いのが判ります。
お店に行けない方は、インスタント麺でもサンラータン麺がいただけますよ。
酸辣湯麺はどうやってできた?
酸辣湯麺ができたきっかけは、「榮林」で働くスタッフがまかないとして酸辣湯に中華そばの麺を入れて食べていたものが最初だと言われています。
それがお店の従業員の間で評判になり、いつしか看板メニューになったそうです。
こうして酸辣湯麺は「榮林」から日本全国に広がったと言われています。
もともと中国で酸辣湯麺がなかったのが不思議ですね。
「マツコの知らない世界」にサンラータン麺マニア 端野一郎氏登場
11月23日放送の人気テレビ番組「マツコの知らない世界」にサンラータン麺マニア 端野一郎氏が登場するそうです。
端野さんはサンラータン麺を食べ歩いて、インスタグラムサンラータン麺を上げている知る人ぞ知る人物です。
連日のように、食べたサンラータン麺の特徴や具材、感想を上げているんです。
飲食店関係の人かと思いきや、実は普通のサラリーマンをやっているそうです。
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この冬、ちょっとしたサンラータン麺ブームが起きそうです。