台風8号メアリーが発生しました。今後の進路が気になりますね。
この記事では、アメリカ米軍台風警戒センター(JTWC)や気象庁、ヨーロッパ中期予報センターの進路図で台風の確認をしていきます。
台風8号は8月12日午前現在、日本の南側にあって、ゆっくりと北上しています。
今後は少しずつ速度を上げて、8月13日の午前には東海沖に達し、その後、東海または関東に上陸するおそれがあります。
今後の台風情報には十分、注意してください。
目次
台風8号 米軍アメリカJTWCの進路図
アメリカの海軍と空軍が共同で設置した国防総省の機関「米軍台風合同警戒センター(JTWC)」では、台風のたまごや熱帯的圧の発生や予報を知ることができます。
米軍では台風8号(MEARI:メアリー)を確認しています。
8月12日時点
画像引用元:JTWC
画像引用元:JTWC
8月12日時点
日本列島のすぐそばに台風8号「TS 09W MEARI」があります。
画像引用元:JTWC
台風や熱帯低気圧のたまごが見つかると、発達段階に合わせ丸印などで表記されていきます。
通常、台風のたまごや熱帯低気圧が発生すると進路図なども発表されていきます。
米軍の進路図に記載されている時間は「協定世界時」のため、「+9時間」をして日本時間に置き換えることができます。
米軍の衛星進路図の見方は?
- 黄色い丸(LOW)・・・24時間以内に熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性は低い
- オレンジ色丸(MEDIUM)・・・熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性が高いが24時間以上かかる
- 赤色丸(HIGH)・・・24時間以内に熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性が高い
- 赤色矢印・・・熱帯低気圧(台風含む)
米軍台風合同警戒センター(JTWC)」を見ると、発表時点では赤色矢印だったようですね。
台風8号メアリーの名前や意味は
台風8号についている「メアリー」など台風の名前は、「台風委員会」(日本や米国など14ヵ国等が加盟)で用意された名前になります。
「メアリー」は用意された140個のうちの115番目になります。
北朝鮮が提案した名前で朝鮮語で「やまびこ」という意味になっています。
台風8号 気象庁の進路図
気象庁でも「台風8号」が発表されています。
台風8号の進路は、気象庁の予想では、現在日本列島の南に位置しておりゆっくりと北上しています。
今後、12日21時頃には和歌山県の潮岬の南南東180キロまで進む見込みです。
13日の9時には静岡県御前崎の南西90キロまで近づく見込みです。
また上陸する可能性もあるため、今後の台風情報に注意が必要です。
この台風の影響で東海や関東には大雨を始め風や波への注意も必要です。
気象庁 2022年8月12日9時
台風5号 Windyの進路予想は?
気象サービス「Windy」は、チェコの企業が世界中にリアルタイムで天気予報サービスを提供しています。
温度、湿度、気圧、雲底、海水温や波の高さなどのほかに、様々なパラメータが追加できるパネルが実装されています。
WindyはWEB上でも、スマホの無料アプリでも気象予報を確認することができます。
画面左下の赤い「▶︎」ボタンを押すと自動で日付が進みます。
隣の白いバーで好きな日付まで進めることも可能です。
画面右上の縮小ボタンを押すと、沖縄の下に台風を確認することができます。
台風8号 ヨーロッパの進路予想は?
「ヨーロッパ中期予報センター」の進路予想は以下のようになっています。
台風のたまごが発生しそうな際にいち早く見つけることができます。
ヨーロッパ中期予報センターとは?
中期気象予報のための数値解析手法を開発している国際組織です。
イギリスに所在しており、ヨーロッパ23ヶ国が加盟しています。
台風8号の日本上陸や本州への影響は?
台風8号が発生し、12日(金)夜には南から東海、関東を通過して北上する予想となっています。
雨量が激しくなる恐れがあるため、台風の進路から離れた場所でも最新の台風情報や雨の情報をチェックして注意しておきましょう。