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不二製油 大豆ミート開発に60年の歴史 清水洋史社長

最近いろいろなところで目にするようになった大豆ミート。すでに試してみた人も多いのではないでしょうか。身近なところだとドトールやモスバーガーでも食べられるようになっています。菜食系の人たちの間では以前から知られていましたが、一般の人が食べるようになったのはこの数年のことです。そんな大豆ミートに、60年以上も前から取り組んでいた会社が清水洋史氏が代表をつとめる不二製油グループです。

食糧難と大豆ミート

1990年の世界の人口は約52億人でしたが、30年たった現在は約78億人。さらに30年後には96億人にもなるという試算があるそうです。急速な人口増がに伴って食料、特にタンパク質の不足が深刻になるとか。動物性たんぱく質のみでは賄いきれなくなると考えられます。そこで必要になってくるのが、植物ベースのタンパク源でもある「大豆」という訳です。

大豆は幅広い気候で育つことが出来るため、寒冷地や熱帯でも育てることが可能です。また、少量の水と肥料でも育てることが可能で、小麦・トウモロコシの1/3、牛肉の1/15の水で育成が可能だといいます。⁣大豆を利用することは、環境負荷を考えるうえでも必要になってきているのです。

食料の大量廃棄などがニュースになることが多いですが、今のままでは、あと数十年後には食料不足が深刻になっている可能性があるのです。

不二製油

不二製油が大豆ミートの開発を始めたのは、1960年代にまで遡ります。しかしこの開発の歴史は失敗の連続だったといいます。

最初の頃の製品は、いろいろ開発しても風味や食感が「大豆臭い」という問題を解決できず、発売するものの消費者に受け入れられず終売という繰り返しだったそうです。しかしそれでも開発を止めなかったのは、「人のために絶対になる」という信念があったからだそうです。開発を始めた2代目社長の西村政太郎氏は、当時から予想されていた食料不足を踏まえて「君の子供が大きくなるころでは(この事業の意義は)まだきっと分からへん。君の子供の子供が生まれたころにちょっとだけ分かる」と語っていたといいます。

現在の代表である清水氏は大豆ミートの営業に携わっていた時、3000万円をかけて「週に一度はベジタリアン」という動画を作成し、大豆ミートの用途開拓を試みましたが、やはり売れずに終わってしまい始末書を書いたこともあるそうです。それでも「大豆ミートの開発をやめろとは誰も言わなかった」ということなので、同社の大豆ミートに対する思い入れの強さが伺えます。

現在、不二製油の大豆ミートは国内シェア5割になるそうです。やっと時代が不二製油に追いついたということでしょうか。

アップグレードプラントベースドキッチン

不二製油では、同社が開発した大豆ミートや豆乳チーズを使ったプラントベースのデリとレストランを大阪にオープンさせています。

大豆ミートや、特許製法で作られた大豆素材をベースに、ハンバーグや唐揚げ、ラザニア、サラダ、デザートなど幅広いメニューがあります。

 

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